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鹿児島・霧島市、企業誘致本格化へ用地取得の補助金新設

 【鹿児島】鹿児島県霧島市は「大規模工場等用地取得費補助金」を新設し、企業誘致に本格的に乗り出した。自動車関連産業や半導体関連産業などを中心に企業誘致を狙う。同市は鹿児島空港や九州自動車道などが近い。また「工業大学や高等専門学校などがあり、人材は豊富」(企業振興課)であることを背景に、企業誘致に拍車をかける。

 大規模工場等用地取得費補助金制度は工場新設や増設、移転にかかる費用で用地取得面積5ヘクタール以上10ヘクタール未満で最大3億円。10ヘクタール以上で最大5億円を助成する。製造業を中心に18業種を対象とする。50人以上の新規雇用を要件とする。

 工場用地取得面積が5ヘクタール未満では「工場等用地取得費補助金」で最大6000万円、地元からの新規雇用者数に対する「雇用促進補助金」で最大500万円助成する。さらに国や鹿児島県の優遇制度も受けられる。

 霧島市は05年11月に7市町が合併して新スタートした。同市内では京セラやソニーセミコンダクタ九州鹿児島テクノロジーセンターなど大手電子部品メーカーが操業しており、半導体関連企業も多く集積している。

 新市発足後、07年9月までの新設や増設を含む企業立地数件数は14件。商工観光部企業振興課では「順調に企業誘致の成果が出ている」と分析し、この勢いを加速することにした。

 市内には県が管理する鹿児島臨空団地や国分上野原テクノパークなど7カ所の工業団地がある。さらに未造成地で分譲可能な民有地は約52ヘクタールあるという。


【2007年10月13日 日刊工業新聞社】