HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

茶の市、地元農産物のジェラートを直販店で販売

 【横浜】茶の市(神奈川県藤沢市、白井康徳社長、0466-43-8811)は、地域の農産物を使ったジェラートの販売に乗り出す。藤沢市や横浜市北部の農家や果樹園から加工を請け負う。各果樹園のオリジナルブランドとして、茶の市の直営店で売り出す。一般消費者にも浸透してきた「地産地消」のブームに乗せて拡販を狙い、市内の幹線道路沿いを中心に店舗を展開し、1店舗当たり年間2500万円の売り上げを狙う。

 茶の市では08年3月予定の本社改築に合わせ、本社内に1号店をオープン。2012年までに7カ所で出店する計画。地元農家から出荷されたナシやブドウを目の前で加工し、その場で食べられる喫茶店形式とする。果樹園で収穫した果物を持ち込んでの加工も受け付ける。ネット通販による全国販売も検討。また、生産農家のブランドを維持しつつ、高級スーパーなどにOEM(相手先ブランド)供給を行うことも視野に入れている。

 一方、これを契機に、同社を中核とした農家のネットワークも築く。藤沢市だけでなく、近隣の茅ケ崎市や横浜市北部の農家や果樹園も結び、一帯の農業活性化も狙う。すでに5軒の農家が加入しており、順次、拡大していく。将来はジェラート以外の商品開発の可能性を探る。

 茶の市は86年に創業した茶葉の卸・小売店。近年の茶葉市場の縮小を受け、煎茶(せんちゃ)を用いたデザートの開発に日本大学と共同で着手。04年に「湘南ジェラート 大人の緑茶」として、発売している。今回の果実のジェラートは、湘南ジェラートの製造技術を応用した。


【2007年10月4日 日刊工業新聞社】