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京都観光客誘致推進協の加盟社、12月から外国人誘客へサービス強化

 【京都】京都国際観光客誘致推進協議会(京都市中京区)に加盟する京都市内のホテルや旅館は、12月から外国人宿泊客を対象に部屋のアップグレードなどのサービスを相次ぎ始める。観光客が減る冬期の対策と外国人観光客の誘客が目的。協議会が運営する英文ウェブサイトを通じて、特典内容を紹介。京都市も米国や豪州の旅行関連サイトに京都観光や特典などの情報を提供し、バックアップする。
 サービスを行うのは、京都ホテルオークラ(京都市中京区)や八千代(同左京区)など市内十数軒の宿泊施設。期間は08年3月末までで、外国人がチェックインした時に予約時の部屋よりランクの高い部屋が空いていれば、アップグレードを行う。4連泊で1泊分を無料にしたり、漆塗り箸(はし)のプレゼントを行う施設もある。協議会は京都市と共同で、8月に英文ウェブサイトを開設。海外向けに宿泊施設の冬期限定サービスをはじめ、非公開文化財の特別公開情報、大みそかのイベント内容などを発信している。国のビジット・ジャパン・キャンペーンとも連携し、経済効果の高い宿泊客の戦略的誘致活動を進める。
 06年に京都市内を訪れた観光客は約4800万人。市内への外国人宿泊客も80万人と過去最高で、5年前と比べ2倍に増加した。このうち欧米人は5割以上を占める。ただ冬の宿泊客数は春と秋の半分以下。外国人の冬期宿泊客数は月4万人程度にすぎず「倍ぐらいに増やしたい」(市産業観光局)としている。


【2007年9月7日 日刊工業新聞社】