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大阪産業創造館、大阪的「おもてなし」で観光ビジネス創出へ展示会

 大阪的おもてなしをビジネスに―。大阪産業創造館(大阪市中央区、06-6264-9911)は、「おもてなし」をテーマにした大阪独自のサービスや商品を探るビジネスマッチング活動を始めた。8月末に国際イベントの世界陸上大阪大会を控えていることを踏まえ、地元中小が参画した幅広い観光関連事業の創出を目指す。
 大阪産業創造館は「大阪的おもてなし」をテーマに、ビジネス化を探る展示会を開催。府内中小15社がブースを構え、約70人が参加した。ヘリコプター遊覧飛行や水上バスなど大阪をめぐる観光会社、コンペイトウ工房、印刷会社、207年の歴史を持つしょうゆ屋などが、互いのアイデアを披露した。
 スクリーンクラフト(大阪市鶴見区)は本業の印刷業に加え、パンの移動販売も手掛け、パン表面に細かな模様を入れる技術を持つ。今後は同技術を生かし、観光客向けイベントでキャラクターを刻印したオリジナルパンの販売を狙う。
 森野サンプル(大阪市平野区)は、すしやお好み焼きなどの食品模型製作を手掛ける。関西の食メニューはアジア方面から訪れる観光客に人気が高く、お土産グッズで売り込むことも視野に入れる。サインマーケット(大阪市旭区)は同社の音声技術を使い、タレントの等身大パネルが観光案内などを関西弁で行うことを提案。
 大阪糖菓(大阪府八尾市)はコンペイトウ作り体験を打ち出し、地ビール生産のエイ・ジェイ・アイ・ビア(大阪府箕面市)と組み、ビール味のコンペイトウを作る話が持ち上がっている。
 中小各社のもてなしのアイデアはさまざまだが「いずれの提案も地元・大阪に対する深い思い入れと愛情が感じられる」(大阪産創館)。各社のアイデアを結びつけ、観光客にいかに魅力ある商品・サービスを開発、提供できるかカギとなりそうだ。


【2007年7月23日 日刊工業新聞社】