HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

近畿経産局、関西に「日本食」大学院設立−年度内に研究会立ち上げ

 関西地区から日本の食文化を世界に発信―。近畿経済産業局は関西企業や大学、自治体などと共同で、食文化を扱う高等研究教育機関を関西に設置するための研究会を07年度中をめどに立ち上げる。たこ焼きやお好み焼きをはじめ清酒、懐石料理など、関西で食文化が盛んなことに着目。関西食に限らず日本食全体の歴史や調理法、経営方法を教え、食文化を担う高度な人材の育成を狙う。研究会発足1年後にも提言をまとめ、大学院などの設立につなげる。
 研究会設置は近畿経済産業局が18日まとめたリポート「文化産業の振興を通じた関西の活性化について」のアクションプランに盛り込んだ。日本食が世界的ブームになっているにもかかわらず、国内に日本料理の歴史や文化を教える大学や研究機関がないことを指摘。食文化を研修し博士号を取得できる大学院設置が、日本の食文化の海外アピールにつながるとしている。
 食文化ではこのほかに地域の農産物を活用した食文化ブランドづくり、国際イベントを活用した日本食の効果的な紹介、外国人観光客への情報発信などを支援することも掲げた。「関西の活性化」リポートではほかに映画人材の育成、文化・コンテンツの取引をする国際市場を関西につくることも提言している。


【2007年7月19日 日刊工業新聞社】