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地域資源活用チャンネル

経済産業公報

奈良県

吉野が誇る吉野杉・和紙を活用した吉野ECOMO
吉野ウッドプロダクト

ボーダー柄の鞄

ボーダー柄の鞄

和紙紐

和紙紐

和紙ベルト

和紙ベルト

 吉野ウッドプロダクトは、吉野町商工会が平成16年度に行ったJブランド育成支援事業を機会に発足したグループで、吉野の天然素材の風合いを残しながら、工業化を模索していくことを目的に発足しました。メンバーは素材業・集成材業・建具・灯り作家・和紙職人など様々です。吉野地方は昔から知られる高級木材の産地として、又澄んだ水を活かした手漉き和紙の産地として、自然の素材を何百年もの間大切に育んできました。吉野材は木造住宅の建築用材として、吉野宇陀紙は掛け軸の裏打ち用材として、和の文化の1旦を担ってきましたが、日本人のライフスタイルの変化と共に、これらの市場は限りなく少なくなってきました。しかし、同時に環境や健康に対する関心も高まりつつありました。

 そこで、吉野の良質の素材と伝統の技に、先進の技術とが加わることで新たな可能性を求めました。従来吉野にあった薄肉化を行う為のスライス加工技術に、県外企業が所有するマイクロスリット加工・撥水処理と染色を加え、同時に皮素材と織り上げていくことで、吉野材はさらに豊かな表情を持ち、様々な用途に相応しいロール状(反物)の新素材として生まれ変わりました。この素材を利用して作られたのが、写真のボーダー柄の鞄です。これは和紙素材にも利用でき、和紙素材の反物も出来上がりました。さらに和紙を様々な手法で染めて、同じスリット加工を施し、今度は皮を芯材として用い、その回りをこの和紙で包んで、様々な幅や形状の紐を作り上げました。表面は撥水処理を行い水や汚れから守り、使いやすい素材として作り上げました。この紐を利用して鞄や写真のような和紙のベルトが出来上がりました。これらは、吉野が育んできた本物の素材と伝統の技術があってはじめて可能となるものばかりです。それ以外にも照明器具、クロック、パーティション、テーブル小物、様々な商品を作り上げました。吉野の優れた素材を、知恵と技術で自然の恵みを余すことなく使い、暮らしの中に新たな用途を提案する、それが吉野ECOMO商品です。


[経済産業公報掲載日]2007年06月28日

会社概要

社名:吉野ウッドプロダクト
住所:奈良県吉野郡吉野町丹治163-1
電話:07463-2-3244
URL:http://www.yoshino-style.com/

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