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地域資源活用チャンネル

経済産業公報

鳥取県

鬼太郎に会えるまち境港
境港市観光協会

概要

妖怪による町おこし

妖怪による町おこし

妖怪のブロンズ像が800mに通およぶ通りの両側にならぶ

妖怪のブロンズ像が800mに通およぶ通りの両側にならぶ

 水木しげるロードのある鳥取県の境港市は、古くから天然の良港である境港を中心とする港町です。江戸時代に北海道〜九州間の北前船寄港地となってから急速に賑わい、戦前は大陸貿易の拠点港として、戦後は日本有数の水揚げ量を誇る漁港として発展してきました。しかし、近年は、日本一を誇った漁獲量も不振にあえいでいます。そのような中、境港市観光協会がリーダーシップをとり、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげる氏の出身地として妖怪による町おこしをしています。

事例紹介

 「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する人物・妖怪のブロンズ像や妖怪グッズショップなどが、全長800mにわたって両脇に連なる水木しげるロードは、平成5年7月18日に「鬼太郎」、「ねずみ男」などの妖怪ブロンズ像23体でオープンしました。その後、平成15年にブロンズ像が86体になった時点で、これまで整備主体だった境港市が米子市との合併を選択せず、単独存続を決断したことに伴い、一旦ハード部分の整備計画が終了。その後は大幅な増設は見込めないことから、ロードの魅力が年々薄れることに危機感を抱いた境港市観光協会、境港商店街連合会、同ロード振興会、水木プロダクションの民間4団体が「妖怪ブロンズ像設置委員会」を設置し、ロードの充実を図りました。設置委員会が出した戦略は、像に名前を刻む代わりに設置費(百万円/体)を出す「スポンサー」を全国公募するものでした。この戦略が功を奏し、全国の水木ファンから申し込みが殺到。募集を始めて2か月弱で達成の目処が付きました。現在では、ブロンズ像の総数は120体にも増設されています。これ以外にも、水木しげる記念館の開館、JR境線の16駅に妖怪の愛称を命名、境港と隠岐島を結ぶフェリーに妖怪のイラストを描くなどの多彩なプロジェクト・イベントを地域が一体となって観光振興を進め、「鬼太郎に会えるまち境港」を盛り上げていることが特徴です。


[経済産業公報掲載日]2007年05月31日

会社概要

社名:境港市観光協会
住所:鳥取県境港市大正町215みなとさかい交流館1F
電話:0859-47-0121
URL:http://www.sakaiminato.net/