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山形カロッツェリアプロジェクト
山形工房

山形鋳物のティーポット「繭」

山形鋳物のティーポット「繭」

山形家具のコートハンガー「アルベロ」

山形家具のコートハンガー「アルベロ」

 海外輸入品の増加や、ライフスタイルの変化といった構造的要因が、地場産業の形成を極めて厳しくしている中、歴史と伝統に培われた独自の職人技術を生かし、現代の消費者ニーズにマッチする商品を生み出していく新たなものづくりシステムを構築していくことを目的として、山形市出身の世界的工業デザイナー奥山清行氏が、地元の鋳物・繊維・家具等地元事業者に参加を呼びかけ、平成15年5月に「山形カロッツェリア研究会(代表:奥山清行氏)」が設立されました。

 当プロジェクトの大きな特徴は、製品の差別化とクオリティーの向上、市場リサーチから商品企画、製造、販売、プロモーションまでを地域主導型で進める“水平ネットワーク型のものづくり”と、黒船効果を目的とした海外展示会出展等のプロモーション戦略です。

 研究会では山形県や国の支援を得ながら試作品開発を進め、平成17年度には15品目の製品化を実現しました。そして、平成18年1月には、フランス・パリで開かれた国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」の看板ホール「インテリアシーン」への出展を最高評価で認められ、世界のバイヤーやジャーナリストからも高い評価を受けました。そのうち山形鋳物のティーポット「繭」はニューヨーク近代美術館への納入を始め、これまで約6,000個を販売し、山形家具のコートハンガー「アルベロ」は、当該展示会のジャーナリスト選定品に選ばれ、結果国内で販売が増えるなど、初年度から多大な成果を納めました。また、メゾン・エ・オブジェ出展に併せ、研究会からリーディングブランド「山形工房」を立ち上げ、積極的にブランドプロモーションと集合販売を図れるよう体制を整えました。

 引き続き、平成18年度は11品目の新製品開発を行い、19年1月に開催された「メゾン・エ・オブジェ」の「インテリアシーン」には、去年の高い評価を受け、前年の1.5倍の展示ブースが割り当てられ、商談件数、取材等前年以上の成果を挙げており、新たな地場産業のモデルとして各地から注目を浴びています。


[経済産業公報掲載日]2007年03月08日

会社概要

社名:山形工房
住所:
電話:
URL:http://www.yamagatakoubou.jp/j/index.html

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