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平成16年度版
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自然志向の食品づくりは、栄養豊かな土づくりから

異業種交流グループへの参画を機に、京都府亀岡市で自然に優しい工場を目指す。農産物栽培で地域活性化に貢献

近畿 マナ、空撃粉砕技術研究所、大阪生物環境科学研究所、
関西大学工学部
 マナ、空撃粉砕技術研究所、大阪生物環境科学研究所、関西大学工学部
掲載日:2004.12.27


設立経緯と活動目的

共創・共生で無添加食品づくり

 マナの前身は、井伊修一社長が1970年に浅漬けの製造卸を始めたのがスタート。1972年に大阪府茨木市で業務用の調味料卸、飲食店を始め、1985年にマナ食品有限会社を設立した。1989年に株式会社化し、マナに社名変更するとともに、液体調味料の製造販売を始めた。その後、高級ぽん酢「ちり酢一番」や「胡麻ドレッシング」などを発売。
 「愛ある食品創りに翔く」が基本理念。創業以来、共創・共生の会社運営による無添加食品づくりを目指している。



井伊 修一 社長


活動状況と主な成果


廃水ゼロ工場に挑戦

 2002年に京都府亀岡市に新工場を完成。現在、大型の工場廃水処理装置の導入計画を進めている。
同装置は廃水処理能力のある微生物を最適に管理し、効率的に廃水を処理するバイオリアクター。廃水中に不純物をミクロ単位に粉砕する空撃粉砕機では空撃粉砕技術研究所、工場の廃水に合わせて開発したオーダーメード微生物では大阪生物環境科学研究所の森下日出旗代表取締役所長、薬剤を使わずに細菌と有害物質を処理するオゾン紫外光殺菌装置では関西大学工学部の山本秀樹教授の技術協力を得た。余剰汚泥は再処理し、実質的には廃棄する汚泥は出ない。たとえ余剰汚泥が出ても肥料として使い農産物の栽培に役立てる。「2005年4月までに稼働したい」(井伊社長)という。
 亀岡工場近辺の畑でアンデス原産のヤーコン、黒大豆などさまざまな農産物のテスト栽培をしている。「2005年にはヤーコンの入った飲料を製品化したい」(同)とし、農産物栽培を、業務用・家庭用調味料に次ぐ大きな柱に育てる計画。



▲廃水処理システム

ビジネスマッチングを求めて−さらなる展開へ


農産物栽培で地域おこし

 農産物の栽培を通じて地域の農業の振興や魅力ある地域づくりに一役買いたいと考えている。少々高くついても無添加で栄養価の高いものをつくることによって「おもしろい産業ができるのでは」(同)と期待する。このためには製品づくりの技術と知恵を持った企業の定年退職者や、地域おこしに意欲的な若い人材を求めている。現在の製品構成は、OEM(相手先ブランド製品)主体の業務用調味料が90%強、家庭用調味料が10%弱。自社ブランド製品が出れば、販売ルートづくりが課題となりそうだ。


▲調味料商品群


グループ名

マナ、空撃粉砕技術研究所、大阪生物環境科学研究所、関西大学工学部

代表者

井伊 修一社長

結 成

1999年11月

所在地

〒569-0836
大阪府高槻市唐崎西2の22の1

TEL

072-677-3939

URL

http://www.e-manna.co.jp

メールアドレス

syuuichi-ii@e-manna.co.jp

事務局担当者

大塚 隆

参加メンバー

4者

構成業種

民間研究機関、大学

構成地域

大阪府

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