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ステップ5

輸入開始後のリスクに備える

1. 商品の品質管理・納期管理

いったん商品を輸入・販売を開始したからといっても安心はできません。
輸入ビジネスのトラブルの多くが品質に関するものです。取引先の基準では不良品にあたらないものが、日本国内の基準だと不良品にあたるといったように、不良品に対する取引先との認識の相違によりトラブルが生じる場合も多くあります。
品質基準をあいまいにせず、自社の管理基準をつくり、取引先に徹底させることが必要です。

また、輸入ビジネスでは納期管理も重要なポイントです。
現地での生産や輸送の遅れなどが起こりやすく、納期遅延による損害賠償や最終購入者のキャンセルなどの重大なトラブルにつながる場合もありますので、在庫を持つなどの対応策を取引き開始前から検討しておきましょう。

2. 取引先のモニタリング

安定的な取引を継続させるためには、継続的な商品の品質の管理や取引先の経営状況等の確認が必要になります。
定期的に現地に足を運ぶなど取引先のモニタリングを怠らないようにしましょう。取引先とは連絡を密にし、信頼関係を築くことが大切です。

事例

欧州諸国から玩具を輸入販売するF社は、売れなかった商品は現地の仕入先に直接持っていき、その商品の問題点や日本の消費者の嗜好にあうよう改善点を伝えています。
そうすることで、仕入先も積極的にF社の要望に対応するなど、良好な関係を築いています。

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<林 隆男 ライジングコンサルタンツ(株)代表取締役 中小企業診断士・ITコーディネータ/飯野恵美 中小企業診断士>

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