●1970年頃からファミリーレストランが大きく成長してくる中で、ファミリー向けのステーキ専門店が登場し人気を得た。その後フランチャイズ・チェーン店の普及もあり、ステーキ専門店は、ステーキハウスとして広く認知されるようになった。以下では、ステーキハウスについて、消費者の利用状況や利用意向をアンケート調査を元に探っていく。
1. 現在の利用状況
現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で37%、男性39%、女性35%であり、男性の方が女性よりも利用率がやや高い(表1、図1)。
最も利用率が高いのは50代男性(47%)であり、次いで40代男性(44%)、50代女性(41%)という順になっている。
| 表1 現在の利用状況 | |
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(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
| 図1 現在の利用状況 | |
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利用頻度に関しては、利用経験者全体で、「年に1回以下(48%)」が最も多く、次いで「半年に1回」「2〜3カ月に1回」(ともに19%)の利用者が多い(図2)。
年代・性別にみると、20代男性などで利用頻度が比較的高いといえる。20代男性利用経験者の中には、「週に1回」以上利用するヘビーユーザーも14%程度存在している。
| 図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く) | |
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1回(1人)あたり利用金額のボリュームゾーンは、1,000〜2,000円未満の範囲と考えられる(図3)。この範囲に全体の32%が収まっている。
年代・性別では、1回あたり利用金額は、男性で50代、女性で40代〜50代あたりがピークとなっている。利用頻度と併せて考えると、20代は多頻度で比較的安価に利用し、40代女性や50代男女は少ない頻度ではあるが1回あたり利用金額は大きい、といった特徴がうかがえる。
| 図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く) | |
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2. 今後の利用意向
「ぜひ利用したい」と「まあ利用したい(どちらかといえば利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で57%、男性59%、女性56%であり、比較的高い水準にあるといえる(表2、図4)。
ステーキハウスの利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は60代女性を除く全ての年代・性別で80%を超えており極めて高い水準にあるといえる。
| 表2 今後の利用意向 | |
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(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
| 図4 今後の利用意向 | |
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積極的潜在需要(積極的利用意向−利用率)は、30代男女、40代女性、60代男性などを中心に幅広い年代層に存在していると考えられる(図5)。
ステーキハウスの利用に否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、20代・30代男女、40代女性を中心に幅広い年代層に分布していると考えられる。
20代・30代男女、40代女性などを中心とした幅広い層の関心をいかに喚起し、販促施策などで潜在需要を顕在化させていくかが、今後の成功の鍵といえるだろう。また、図1で、「利用経験あるが、現在利用していない」人の割合が利用率と比べると高く、リピーターが定着しにくい様子もうかがえるので、ポイントカードの導入や新メニュー開発など、既存顧客のリピート率向上に努めることも重要だといえる。
| 図5 潜在需要 | |
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最終内容確認日2011年1月








