●そば・うどん店の歴史は古く、日本人に比較的馴染みの深い飲食業種であると言える。以下では、そば・うどん店(立食を除く)についての消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査を元に探っていく。
1. 現在の利用状況
現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は高く、全ての年代・性別で60%を超えている(表1、図1)。男女別では、男性が72%、女性が67%となっており、男性の方が女性よりも利用率が高い。最も利用率が高いのは30代男性(76%)であり、次いで、50代男性(75%)、40代男性(72%)、60代男性(72%)の利用率が高い。
| 表1 現在の利用状況 | |
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(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
| 図1 現在の利用状況 | |
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利用頻度は、全ての年代で男性の方が女性よりも高い(図2)。とくに30代以上の男性の利用頻度が高く、例えば30代男性利用経験者では、37%が月に2〜3回以上利用し、16%が週に1回以上利用している。
逆に、女性の利用頻度は低く、女性利用経験者の6〜7割程度が2〜3カ月に1回以下の利用となっている。
| 図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く) | |
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1回あたりの利用金額のボリュームゾーンは、全体で、500〜600円未満の範囲であると考えられる(図3)。1回あたりの利用金額は、概ね女性の方が男性よりも高い。1回に600円以上を使うのは、30代女性利用経験者の59%、50代女性利用経験者の58%、40代女性利用経験者の56%となっている。また、50代女性利用経験者の14%、30代女性利用経験者の12%、20代・40代・60代女性利用経験者の10%が、1回に1000円以上を使っている。
| 図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く) | |
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2. 今後の利用意向
「ぜひ利用したい」と「まあ利用したい(どちらかといえば利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、20代〜50代の女性 と 40代〜60代の男性で高く、いずれも利用意向は50%を超えている。(表2、図4)。
そば・うどん店の利用に否定的な意向を持たない層をも加味した利用意向(消極的利用意向)は、60代女性を除く全ての年代・性別で極めて高く、いずれも80%を超えている。
| 表2 今後の利用意向 | |
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(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
| 図4 今後の利用意向 | |
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積極的潜在需要(積極的利用意向−利用率)は、既に高い利用率を背景に全ての年代・性別でマイナスとなっている(図5)。
そば・うどん店の利用に否定的な意向を持たない層をも加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、全ての年代・性別に存在していると考えられる。また、20代〜40代女性、そして20代男性においては、比較的大きな消極的潜在需要があると言える。
現在の需要を維持しつつ、20代〜40代女性、そして20代男性の関心をいかに喚起させ、具体的なニーズに結び付けていくかが、今後の成功の鍵と言える。
| 図5 潜在需要 | |
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最終内容確認日2009年9月








