●クリーニング取次店は、洗濯物の受取・保管・引渡しを行なう事業所であり、洗濯処理業者の直営取次店とフランチャイズ・チェーン加盟取次店とがある。以下では、クリーニング取次店についての消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査を元に探っていく。
1. 現在の利用状況
現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で75%、男性67%、女性81%となっており、女性の方が男性よりも利用率が高い(表1、図1)。全ての年代で女性の利用率が男性よりも高いが、男性の利用率も年代が上がるにつれて上昇している。
また、20代男性以外では、全ての年代・性別で60%以上の利用率となっており、利用率は高いと言える。
| 表1 現在の利用状況 | |
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(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
図1 現在の利用状況![]() |
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利用頻度は概ね男性の方が女性よりも高い(図2)。利用頻度が比較的高いのは60代男性であり、60代男性利用経験者の54%が月に1回以上利用している。次いで、30代男性の50%、50代男性の47%、40代男性の46%が月に1回以上利用している。
| 図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く) | |
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1回あたり利用金額のボリュームゾーンは、全体で900〜1000円未満の範囲と考えられる(図3)。男女別では、女性の方が男性よりも1回あたり利用金額が高い。利用単価が比較的高いのは、30代女性であり、30代女性利用経験者の54%が1回に1000円以上を使い、20%が1回に2000円以上を使っている。逆に、20代男性の利用単価は低く、20代男性利用経験者の88%が1回に1500円未満での利用となっている。
| 図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く) | |
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2. 今後の利用意向
「ぜひ利用したい」と「まあ利用したい(どちらかといえば利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全ての年代で女性の方が男性よりも高い(表2、図4)。とくに50代女性(73%)で高く、次いで60代女性(64%)、40代女性(63%)、30代女性(62%)の積極的利用意向が高い。
クリーニング取次店の利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は高く、全ての年代・性別で80%を超えている。
| 表2 今後の利用意向 | |
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(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
| 図4 今後の利用意向 | |
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積極的潜在需要(積極的利用意向−利用率)に関しては、既に高い利用率を背景に、総じてマイナスとなっている(図5)。
クリーニング取次店の利用に否定的な意向を持たない層をも加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、全ての年代・性別に分布しているが、20代〜50代男性(とくに20代男性)と20代女性で大きいと言える。
現在の高い利用率を維持しつつ、20代〜50代男性(とくに20代男性)と20代女性の関心をいかに喚起し、具体的なニーズに結び付けていくかが、今後の成功の鍵と言えるだろう。
| 図5 潜在需要 | |
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最終内容確認日2009年10月








