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闘いつづける経営者たち


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04.クラウドとビジネス分析(BAO)で新領域に挑む

変革する会社

メーンフレーム「システム360」の日本上陸

メーンフレーム「システム360」の日本上陸

IT業界の巨人として君臨する米IBM。設立当初、秤やタイムレコーダーを販売していた同社は1964年にメーンフレーム(大型汎用機)「システム360」を世に送り出し、コンピューター産業の頂点に立った。90年代初頭には経営危機に陥ったものの、復活後は快進撃を続け、2011年には創業100周年を迎える。

メーンフレームの最新版

メーンフレームの最新版

「IBMは変革の会社だ」。橋本孝之社長は同社の強味をこう表現する。変革の推進力ともいえるのが、年間60億ドルに及ぶ研究開発費に裏打ちされた高いテクノロジー。これを価値として届けるのがサービス事業で、その仲介としてソフト・ハード製品が存在する。いまその総力を結集させ、既存の企業ITの枠を超え、新領域を切り開こうとしている。波頭に立つのがクラウドとBAO(ビジネスアナリティクス&最適化)だ。

世界同一料金&均質サービス

クラウド・コンピューティングとBAOの強化

クラウド・コンピューティングとBAOの強化

日本IBMは世界共通のクラウド基盤を千葉県幕張のデータセンター(DC)に構築し、企業向けパブリッククラウドサービスを欧米に続いて、3月に日本向けに立ち上げる。
 米ラーレイのDCを軸に「グローバルで一つのサービス」として展開するのがポイント。「1時間当たり10円」という割安の従量課金はもとより、ほとんど人手をかけずに運用できる自動化された仕組みが特徴。ユーザーは全世界同一料金で、しかも世界中どこにいても均質のサービスを受けられる。

橋本社長は「当社はグローバルリソースが豊富で、これが他社のパブリッククラウドと比べた強み。現地スタッフも豊富なので、共通基盤の上に地域特性を反映させたアプリケーションを乗せることも可能だ」と、グローバルでの強みを強調する。昨年来、日本でのクラウド事業の売上高は「3カ月ごとに倍々で推移」(橋本社長)しており、3月以降、その勢いに拍車が掛かりそうだ。

知見を見出す

メーンフレームの最新版

もう一つの新機軸はBAO。橋本社長は「貯めたデータを解析するのはコンピューターの得意とするところだが、さらにそこから知見を見いだして予測するのがBAOだ。今までのアナリティクスは結果の分析。BAOは一言でいえば予測。数値データだけでなく、音声や文字データも分析対象となる」と熱弁を振るう。

刻々と変化する多様なストリーミングデータをリアルタイムに解析するのも大きな特徴で、これまでのBI(データの分析・活用)とは明らかに違う。BAOは高度な数理分析やデータ管理・分析に必要なソフト・ハード製品を組み合わせ、コンサルティングを含めて一括提供する。「提供方法はいろいろあるが、基幹業務の中にBAOを入れ込むことで、業務効率を上げていくことが重要だ」(橋本社長)。
 11年はクラウドとBAOの両事業でアクセルを踏み、創業100周年に花を添える。

橋本 孝之 プロフィール

生年月日1954年7月9日、愛知県出身。78年3月、名古屋大学工学部卒業。78年4月、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。ゼネラル・システムズ西日本 名古屋営業所。96年1月、日本アイ・ビー・エム株式会社 システム製品事業部 AS/400製品事業部長。98年1月、ゼネラル・ビジネス事業部長。00年4月、取締役 ゼネラル・ビジネス事業部長。01年4月、取締役 パーソナル・システム事業部長。03年4月、常務執行役員 BP&システム製品事業担当。05年1月、常務執行役員 IGS(IBMグローバル・サービス)事業担当。07年1月、専務執行役員 GTS(グローバル・テクノロジー・サービス)事業担当。08年4月、取締役 専務執行役員 営業担当。08年8月、取締役 専務執行役員 事業開発担当。09年1月、代表取締役社長。

企業データ

日本アイ・ビー・エム株式会社

〒103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
TEL:03-6667-1111(IBMグループ番号案内)
事業概要:情報システムに関わる製品、サービスの提供
設立:1937年(昭和12年)6月17日
資本金:1,353億円
売上高:954,568(百万円)平成21年12月期


掲載日:2011年1月31日


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