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闘いつづける経営者たち


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04.海外でのビジネスも積極的に展開する

“つ・い・つ・い”のあられを「プレミアムチョコのゴディバやリンツみたいな世界的なブランドにするのが夢」(遠藤社長)

“つ・い・つ・い”のあられを「プレミアムチョコのゴディバやリンツみたいな世界的なブランドにするのが夢」(遠藤社長)

「つ・い・つ・いのあられを、プレミアムチョコのゴディバやリンツみたいな世界的なブランドにするのが夢」と言う遠藤貴子社長。すでに海外展開にも乗り出しており、フランス、オーストリア、カナダ、アメリカやアジア各国、ちょっと変わったところではバングラデシュにも出荷している。店舗展開も始まっていて、マレーシアの伊勢丹に続いて2014年5月には台湾の百貨店でも販売が始まる。

今年1月には在日アメリカ大使館から日本起業家賞(第4回)の特別賞「ACCJ Director's Award」(在日米国商工会議所理事賞)を受賞。それを機に海外向けブランディング戦略に関するサポートを同商工会議所から受けることになった。
 「いまのブランディングじゃアメリカでは全然売れないと言われています。そんなに原料米にこだわる必要があるのか、とも言われたのですが、これは絶対に譲れません。ですからアメリカ向けには別のコンセプトの商品を開発することになると思います」

少子高齢化で市場の縮小が不可避の日本。その限定市場にとどまり続ける限り、ビジネスが早晩頭打ちになることは目に見えている。海外で日本食に対する関心が高まるいま、遠藤社長の頭の中には海外ビジネスのチャンスが無限の広がりを見せている。

大手メーカーの追随を許さないポイント

創業以来、年を追って2倍、3倍と順調に業績を伸ばし、2013年7月期には売上高5000万円を突破し黒字化にこぎつけた。

「中小企業基盤整備機構さんには法律や助成金などなにからなにまで相談に乗っていただきました。特に店舗を出すときにはどうしてもまとまった資金が必要ですからね。現在、日本政策金融公庫さんから融資を受けていますが、すでに半分返済しました」

大手メーカーにも負けない自信もつけた。人気商品が市場に登場すると、その模倣商品で追撃するのが世の常で、特に食品にはその傾向が強い。にもかかわらず大手の追撃を許さない要諦は「とんがること」と遠藤社長は言い切る。

「契約栽培していただいている『わたぼうし』などうちの厳選素材とそれによる美味しさは真似できません。包装にも手間ヒマかけています。竹かごに入れた商品はそれをバラの花に象っていますが、そんな面倒でコストのかかることって、大手メーカーさんにはまず無理です。そこを訴求できるところがうちの強みです」

今初夏に出産予定の遠藤社長。ほどなく暫時の産休に入る。「でも会社はもう軌道に乗っているので少しくらい休んだって大丈夫。昨年末の繁忙期には、私がお店を手伝わないほうが売上げも伸びたくらいですから」と幸せいっぱいの笑顔が満面に広がった。

遠藤貴子 プロフィール(えんどう・たかこ)

1979年兵庫県芦屋市生まれ。恵泉女学園大学を卒業後、銀行、不動産会社などの勤務を経て2008年に株式会社つ・い・つ・いを創業。「ついつい手にとって食べてしまう、ちょっと贅沢なあられ」を商品コンセプトに、ルミネ北千住を中心とした店舗とウェブサイトのオンラインショップで販売する。アメリカ、フランス、マレーシアなど海外への販売も好調。2013年に「日経ウーマンオブザイヤー2013キャリアクリエイト部門」受賞、2014年には在日米国大使館から起業家を顕彰する第4回日本起業家賞の特別賞を受賞した。

企業データ

株式会社つ・い・つ・い

東京都港区南青山2-2-15-1317
資本金:500万円
売上高:5000万円


掲載日:2014年5月 2日


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