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ヨガ教室

●ヨガ教室は、利用率こそ低いものの、女性を中心に機会があれば習ってみたいと思われている人気の教室の一つである。以下では、ヨガ教室についての消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査結果を元に探っていく。

目次

1. 現在の利用状況

 現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で3%、男性1%、女性6%であり、女性の利用率の方が高い(表1、図1)。

 年代別・性別に見ると、利用率が最も高いのは50代女性(7%)であり、次いで、20代・30代・60代女性(6%)などの利用率が高い。

また、「利用経験あるが、現在利用していない」の割合が利用率に比べて大きいことから、リピート率の低さも窺える。

表1 現在の利用状況
表1 現在の利用状況

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図1 現在の利用状況
図1 現在の利用状況

 利用頻度は、利用経験者全体で見れば、年に1回以上が71%、月に1回以上が26%、週に1回以上が15%となっている(図2)。20代・50代・60代男性利用経験者の利用頻度の低さが目に付くが、40代女性の利用頻度が他の年代の女性に比べて低いことも特徴的である。

図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

 1回あたり利用金額は、無料から「5,000~10,000円」まで多岐にわたっている(図3)。無料講習会などを除いた有料の教室利用者は利用経験者のうち約8割である。

 また、「1,000~1,500円未満」の価格帯がグラフの50%の水準に位置していることから、「1,000~1,500円未満」が、1回あたり利用金額の一般的な相場(中央値)であろうと推定できる。

図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

2. 今後の利用意向

 今後「ぜひ利用したい」と「まあ利用したい(どちらかといえば利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で11%、男性3%、女性18%であり、とくに女性の利用意向が高い(表2、図4)。積極的利用意向は、とくに若い年代の女性を中心に高くなっている。

 ヨガ教室の利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は、全ての年代の女性で30%を超え、とくに20代女性で51%、30代・40代女性でも50%近くに達している。

表2 今後の利用意向
  表2 今後の利用意向

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図4 今後の利用意向
  図4 今後の利用意向

 積極的利用意向から実際の利用率を除いた潜在需要(積極的潜在需要)は、男女を問わず全ての年代でプラスとなっている(図5)。とくに、20代~40代女性に大きな潜在需要が存在していると考えられる。

 ヨガ教室の利用に否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)も、男女を問わず全ての年代でプラスとなっており、とくに、20代~40代女性に大きな潜在需要が存在していると考えられる。

 ヨガは、全ての年代・性別に潜在需要が分布しており、老若男女を問わず幅広い層に受け入れられる素地を持った運動であるといえる。20代~40代女性はもとより、より幅広い層をターゲットとして捉え、無関心層の関心を喚起するよう働きかければ、大きな潜在需要の開拓が可能であるといえる。
 また、同時に、長く続けられるプログラムを工夫するなど、リピート率の向上に向けた努力も必要だといえる。

図5 潜在需要
  図5 潜在需要

(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものです。個別の施策等を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)

■ 調査概要 ■
1) 調査期間: 2012年6月2日~6月29日
2) 調査対象: 国内在住の20~60代男女(有効回答数:1,084人)
3) 調査方法: インターネットによるアンケート調査

最終内容確認日2013年10月

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