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脱毛サロン

●近年、男女を問わず若い層で脱毛がブームとなり、専門の脱毛サロンも多く登場してきた。以下では、脱毛サロンについて、消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査結果を基に探っていく。

目次

1. 現在の利用状況

 現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で7%、男性3%、女性11%であり、女性において10%を超える水準にある(表1、図1)。
 年代別・性別でみて比較的利用率が高いのは、20代女性(25%)、30代女性(14%)、40代女性(11%)などである。男性でも20代で8%、30代で7%の利用率となっている。また、過去の利用経験者までを含めると、30代女性の49%、そして20代女性の48%が脱毛サロンを利用している(していた)ことになる。

表1 現在の利用状況
表1 現在の利用状況

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図1 現在の利用状況
図1 現在の利用状況

 利用頻度に関しては、利用者層の中で比較すると、20代~30代男性や60代女性で高いという傾向が見られる(図2)。利用者層全体でみれば、半年に1回以下での利用が全体の51%となっており半分を占めている。

図2 利用頻度(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図2 利用頻度(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

 1回あたりの利用金額に関しては、40代~50代女性などが多く使っていることがうかがえる(図3)。とくに、50代女性では利用者の33%が1万円以上、22%が3万円以上を使っている。利用者全体でみると、「3,000円~5,000円未満」での利用が50%のライン(中央値)に位置していることから、4,000円を若干下回るあたりが1回あたり利用金額の相場であろうと推定できる。

図3 1回あたりの利用金額(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図3 1回あたりの利用金額(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

2. 今後の利用意向

 今後「ぜひ利用したい」と「どちらかといえば利用したい(まあ利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で18%、男性7%、女性28%であり、女性の利用意向が高い(表2、図4)。
 一方、脱毛サロンの利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は、全体で29%、男性18%、女性41%であり、同様に、女性の利用意向が高い。
 年代別・性別にみると、積極的利用意向、消極的利用意向ともに、女性、そして若い年代であるほど高いという傾向が見られる。とくに20代女性の積極的利用意向は60%に達している。

表2 今後の利用意向
表2 今後の利用意向

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図4 今後の利用意向
図4 今後の利用意向

 積極的利用意向から実際の利用率を除いた潜在需要(積極的潜在需要)は、20代~30代女性に比較的多く存在している(図5)。このほか、40代~50代女性、そして20代や40代の男性にも少なからぬ積極的潜在需要が存在していると考えられる。
 脱毛サロンの利用に否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、20代~40代女性、そして、20代男性などに多く存在していると言える。

 脱毛サロンは、女性のみならず、男性においても若い層を中心にサービスのターゲットとなる可能性があると考えられる。若い女性層をメイン・ターゲットとする一方、さらに50代以上の女性や20代~40代の男性も加えて、新たな需要を開拓することが、今後の販売促進においては有効であると考えられる。

図5 潜在需要
図5 潜在需要

(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものです。個別の施策等を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)

■ 調査概要 ■
1) 調査期間: 2017年1月13日~1月26日
2) 調査対象: 国内在住の20代~60代男女(有効回答数:1,000人)
3) 調査方法: インターネットによるアンケート調査

最終内容確認2017年1月

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