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飲食業関連
コーヒーショップ

●従来の純喫茶とは異なる雰囲気とセルフサービスを武器としたコーヒーショップは、大手チェーンの展開もあり、国内に広く普及した。また、老若男女を問わず全ての層に受け入れられやすい業態であるという点も、コーヒーショップの普及の背景にあったといえる。以下では、コーヒーショップについて、消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査結果を基に探っていく。

目次

1. 現在の利用状況

 現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で50%、男性46%、女性54%であり、女性の利用率の方が高い(表1、図1)。  年代別・性別でみて利用率がとくに高いのは、30代女性(61%)、60代女性(58%)、50代女性(56%)、そして、20代男性(52%)などである。

表1 現在の利用状況
表1 現在の利用状況

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図1 現在の利用状況
図1 現在の利用状況

 利用頻度に関しては、利用者全体で、「月に1回(20%)」と「2~3カ月に1回(20%)」での利用者が最も多い(図2)。年代別・性別でみて利用頻度が比較的高いのは20代男性であり、20代男性利用者の54%が「月に1回」以上、31%が「週に1回」以上、そして7%が「ほぼ毎日」、コーヒーショップを利用している。

図2 利用頻度(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図2 利用頻度(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

 1回あたりの利用金額に関しては、利用者全体でみると、「500円~1,000円未満」での利用が46%と最も多く、次いで、「300円~500円未満(36%)」での利用が多い(図3)。  全体のバーの「500円~1,000円未満」の上のラインが50%の水準(中央値)の上近くに位置していることから、およそ500円を若干上回るあたりが1回あたりの利用金額の相場であろうと推定される。

図3 1回あたりの利用金額(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図3 1回あたりの利用金額(「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

2. 今後の利用意向

 今後「ぜひ利用したい」と「どちらかといえば利用したい(まあ利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で65%、男性58%、女性71%であり、女性の利用意向の方が高い(表2、図4)。  一方、コーヒーショップの利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は、全体で87%、男性84%、女性90%であり、男女とも極めて高い水準にある。  また、利用意向はおおむね、男性は20代を中心に、女性は30代を中心に高いという傾向がみられる。

表2 今後の利用意向
表2 今後の利用意向

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図4 今後の利用意向
図4 今後の利用意向

 積極的利用意向から実際の利用率を除いた潜在需要(積極的潜在需要)は、全ての年代・性別に存在しており、とくに20代女性、30代男性、40代女性などに多く存在している(図5)。  コーヒーショップの利用に否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、男女ともに全ての年代・性別に、潤沢に存在している。とくに、30代男性、20代女性、40代女性の場合、消極的潜在需要は40%の水準を超えている。

 コーヒーショップは、老若男女を問わず、ほぼ全ての層に受け入れられやすい業態であるといえる。すでに高い利用率を維持しつつ、かつ利用意向の高い女性を意識した店舗づくりをしていくことが、今後のコーヒーショップの販売促進には効果的であると考えられる。

図5 潜在需要
図5 潜在需要

(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものです。個別の施策等を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)

■ 調査概要 ■
1) 調査期間: 2017年3月14日~3月16日
2) 調査対象: 国内在住の20代~60代男女(有効回答数:1,000人)
3) 調査方法: インターネットによるアンケート調査

最終内容確認2017年3月

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