市場調査データ

職種別の消費者利用動向がすぐにわかるデータ一覧

物販業
小物雑貨店

●小物雑貨店は、男女ともに利用率が高く、また、規制や販売に必要な資格も少ないため、比較的開業しやすい業態であるといえる。以下では、小物雑貨店についての消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査を元に探っていく。

目次

1. 現在の利用状況

 現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で65%、男性56%、女性77%であり、全体的に高く、とくに女性の利用率が高い(表1、図1)
 年代・性別でみて最も利用率が高いのは20代女性(83%)であり、次いで、30代女性(81%)、50代女性(75%)、40代女性(73%)などの順となっている。男性では60代(66%)の利用率が高い。

表1 現在の利用状況
表1 現在の利用状況

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図1 現在の利用状況
図1 現在の利用状況

 利用頻度に関しては、利用経験者全体で、「2~3カ月に1回(22%)」が最も多く、次いで「半年に1回(20%)」が多い(図2)
 利用頻度が最も高いのは、20代女性であり、20代女性利用経験者の93%が「年に1回」以上利用し、84%が「半年に1回」以上利用し、36%が「月に1回」以上利用している。

図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

 1回あたり利用金額は、利用経験者全体で、1,200円未満の利用者(53%)と1,200円以上の利用者(47%)とで約半分に分かれる(図3)。この境である1,200円あたりの金額が、1回あたり利用金額の一般的な相場(中央値)だといえる。

図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

2. 今後の利用意向

 「ぜひ利用したい」と「まあ利用したい(どちらかといえば利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で51%、男性34%、女性71%であり、女性の利用意向が高い(表2、図4)。とくに30代女性(81%)、20代女性(78%)の利用意向が高い。
 小物雑貨店の利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は、20代男性と全ての年代の女性で80%を超えており極めて高い水準にあるといえる。

表2 今後の利用意向
  表2 今後の利用意向

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図4 今後の利用意向
  図4 今後の利用意向

 積極的潜在需要(積極的利用意向-利用率)は、既に高い利用率を背景に、全ての年代・性別でマイナスとなっている(図5)
 小物雑貨店の利用に否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、男性では若い年代を中心に、女性では40代を中心に幅広い年代層に分布している。

 男性では若い年代を中心に、そして、女性では40代を中心に幅広い層の新たな関心をいかに喚起し、ターゲットを意識した販促や品揃えなどで、実際の来店に結びつけていくかが、今後の成功の鍵といえるだろう。

図5 潜在需要
  図5 潜在需要

■ 調査概要 ■
1) 調査期間: 2010年8月3日~8月23日、11月19日~24日
2) 調査対象: WizBiz株式会社 消費者モニター組織「コンシューマー・アイズ」のモニター会員、全国20代~60代男女(有効回答数:1249人)
3) 調査方法: インターネットによるアンケート調査

最終内容確認日2013年10月