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物販業
コンタクトレンズ販売店

●コンタクトレンズ販売店は、30代男女を中心に利用者層の分布が広がっている。しかし、同じ利用者層の年代・性別において、未だ潜在需要も存在していると考えられる。以下では、コンタクトレンズ販売店について、消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査結果を元に探っていく。

目次

1. 現在の利用状況

 現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で16%、男性13%、女性20%であり、女性の利用率の方が高い(表1、図1)。

 年代・性別に見ると、利用率が最も高いのは30代女性(33%)であり、次いで、20代女性(30%)、40代女性(26%)、30代男性(23%)などの順となっている。利用率の分布は、男女ともに30代をピークとして広がっている。

表1 現在の利用状況
表1 現在の利用状況

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図1 現在の利用状況
図1 現在の利用状況

 利用頻度は、「年に1回以下」での利用が多い(図2)。利用経験者全体の60%が「年に1回以下」と回答している。

 年代・性別に見ると、利用率は概ね女性よりも男性、とくに20代・60代男性で高いといえる。利用経験者のうちで、「月に1回」以上利用しているのは、20代男性で27%、60代男性で23%となっている。

図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図2 利用頻度 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

 1回あたり利用金額に関しては、全体で「2,000~3,000円未満」がボリュームゾーンだと考えられる(図3)。利用経験者全体の13%が「2,000~3,000円未満」の範囲内で利用し、8%が「1,000~2,000円未満」の範囲内で利用している。しかし、高額利用者も比較的多く、利用経験者全体の64%が「5,000円以上」で利用し、38%が「10,000円以上」で利用している。

図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)
図3 1回あたりの利用金額 (「利用したことがない」「不明」回答者を除く)

2. 今後の利用意向

 今後「ぜひ利用したい」と「まあ利用したい(どちらかといえば利用したい)」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で17%、男性13%、女性21%となっており、女性の利用意向の方が高い(表2、図4)。積極的利用意向の分布は、男女共に30代をピークとして広がっている。

 コンタクトレンズ販売店の利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は、20~40代女性と30代男性で50%を超えている。

表2 今後の利用意向
  表2 今後の利用意向

(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)

図4 今後の利用意向
  図4 今後の利用意向

 積極的利用意向から実際の利用率を除いた潜在需要(積極的潜在需要)は、30代女性などに存在していると考えられる(図5)。

 コンタンクトレンズ販売店の利用に否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)は、20~40代女性や20~50代男性に比較的多く存在していると考えられる。

 今後も、引き続き20~40代の男女を中心とした層の関心を喚起し新たな来店利用に結びつけていくことが、成功の鍵といえるだろう。図1と図5(現在の利用者層と潜在需要)の分布は重なっている部分が多い。このため、友人や知り合いを通じて紹介を得る施策なども、潜在需要の掘り起こしには有効だと考えられる。

図5 潜在需要
  図5 潜在需要

※総務省統計局「家計調査(総世帯調査)」によると、家計1世帯がコンタクトレンズにかける年間支出金額平均は、2008年には2,586円だったのが2012年には2,895円にまで増加し続けてきている。本レポートのアンケート調査は2011年に行われたものであるが、現在の利用率等も傾向として若干上がっているとも考えられる。

(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものです。個別の施策等を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)

■ 調査概要 ■
1) 調査期間: 2011年7月9日~7月18日
2) 調査対象: 国内在住の20~60代男女(有効回答数:1,033人)
3) 調査方法: インターネットによるアンケート調査

最終内容確認日2013年9月

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