起業マニュアル

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SNSでの集客方法
SNSでの集客方法

開業後は、いかに優良顧客を作るかが重要になります。SNSは顧客との関係性を高めるにはとても良いツールです。SNSの特徴やビジネスでの使い方を知って創業時から使っていきましょう。

主要なSNSのサービスを知ろう

世の中には様々なSNSがあります。まずは主要な4つのSNSのサービスを整理しましょう。

1.Facebook(フェイスブック)

実名でのつながりを重視したサービスで、国内では約2,800万人(2017年9月発表)の利用者がいます。20代~40代の利用者が多いですが、一方で10代を中心に若年層のユーザーは少ないです。個人の利用だけでなく、会社やお店のページも持つことができるのでビジネスにつなげやすいという特徴があります。ビジネスで使う場合は、一方的な商品の宣伝ではなく、友人・知人とのコミュニケーションをするような投稿を心がけることが基本です。

2.Instagram(インスタグラム)

見栄えの良い写真を共有するサービス、国内では約2,900万人(2018年11月発表)の利用者がいます。10~30代の女性の利用者が多く、その中でも20代の女性が特に多いのが特徴です。写真がメインで文字が少ないため、言葉の壁を越えての交流も活性化していて、海外のお客さんの獲得や、商品のブランド化を実現している企業もあります。

3.Twitter(ツイッター)

140文字で自分の好きなことをつぶやくことができるサービス、国内で約4,500万人(2017年10月発表)の利用者がいます。10~20代の男女の利用者が多いのが特徴です。即効性や拡散性は非常に高く、時事テーマなどは拡散されることが多いので、話題性のある投稿を心がけるのが基本となります。

4.Line(ライン)

国内で約7,800万人(2018年9月末日時点)の利用者がいる国内最大のSNSです。利用者は、非常に広く10~50代の男女ともに多いです。ただし、タイムラインと呼ばれる掲示板のような書き込みの機能の利用率は低く、メッセージ機能だけの利用者が多いです。そのため、広い範囲に拡散をするのにはあまり向いていません。ただしLine@という独自のサービスがあり、登録した利用者にお店や会社から情報を送ることができます。この機能を使って集客に結び付けていくのが基本です。

どのSNSを使うと良いのか?

どのSNSを使うのかは非常に迷うところです。迷ったあげくに複数のSNSを始めて、三ヵ月後には疲れて更新が滞ってしまったという話も珍しくはありません。ではどうやってSNSを選んでいけばよいのでしょうか?

1.慣れるまでは、一つのSNSだけに

経営資源が少ない創業時では、SNSにばかりに時間も手間もかけられません。メインとするSNSは1つに絞って始めてください。更新が滞って、開店休業状態を世の中に見せ続けるのはとてもイメージが悪いです。まずは一つのSNSを継続する習慣を作りましょう。SNSを増やすのは、習慣ができた後であれば、いつでもできますので、まずは一つを慣れることに注力してください。

2.SNSを選ぶ時の基準

SNSを選ぶ時は「顧客ターゲットに合っているかどうか」「個人で使っているかどうか」の2つの視点を持つと良いでしょう。
SNSサービス毎にメインとなるユーザー層が異なります。あなたが設定している顧客ターゲットと合うものを選びましょう。顧客ターゲットが50代のサラリーマンなのに、Twitterで発信を行うと効率は悪くなります。

もう一つは、個人で使っているSNSを優先的に選びましょう。既に使っているSNSであれば、お店や会社のページを作っても、個人のアカウントとつながりがある人たちへPRも行えます。操作も慣れているために日々の運用の負荷も少なく、定期的な更新の習慣も身に付きやすいです。

まずはファンを集める

SNSをビジネスに利用するための基本は「いいね!」や「フォロワー」と呼ばれるファンを増やすことです。この人数を増やして、登録者の有益になる情報を定期的に発信して、店舗や自社のホームページに呼び込みましょう。

1. SNS上の口コミで増やす

すでにSNSを個人で始めている場合は、個人のアカウントの友達に連絡をして、自分のビジネスのページやアカウントにも登録してもらいましょう。その人たちが、あなたの情報を拡散してくれれば、その友達の友達まで広がっていきます。

2. アナログな方法で増やす

SNSだからといって、インターネットだけと考えずにアナログな方法もうまく使いましょう。店舗を持っている場合は、注文や会計の時にお客さんに登録を薦めてみましょう。店内のPOPに掲載するのも効果的です。チラシにSNS登録の案内を入れて、手配りやポスティングで配布する方法もあります。いずれにしても、ただ情報を提供するだけでなく、登録者に特典をつける仕掛けが重要となります。一杯ドリンク無料やノベルティのプレゼント、会員特別価格など多くの店舗が行っています。ぜひ参考にしてみましょう。

3. 広告で増やす

広告機能があるSNSサービスもあります。特にFacebook広告は有名です。Facebookに登録している年齢層や住んでいる地域、趣味や好み等のユーザー特性に合わせて、広告の配信ができます。費用はかかってしまいますが、顧客ターゲットが明確に決まっているのであれば、その人たちに短期間に情報を配信することができるので非常に効果的です。

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