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起業マニュアル

起業を思い立ったその瞬間から、実際の起業準備そして開業まで。
起業を目指す人のこんなときどうする?に応えます。
起業した後
経営管理の基本

企業は、人・物・金・情報を調達して運用することによって存続し、発展していきます。逆をいえば、これらの調達・運用がスムーズにいかなければ、企業になんらかの支障が生じてしまうことになります。支障を生じさせないために、企業では、人・物・金・情報を上手く管理していかなければなりません。人・物・金・情報の管理は、それぞれ、労務管理・在庫管理・財務管理・情報管理などと呼ばれます。

 これらのうち財務管理とは、狭義には「企業活動の元手となる資金をいかに調達し(資金調達)どのように使うか(資金運用)を管理していくこと」ととらえることができます。

 そして、いかに収益性を高め(利益管理)、短期的・長期的な収支のバランスをとっていくか(資金管理)についてもあわせて考えていく必要があります。当然、この際には、自社の財務状態を把握しておかなければなりません(財務分析)。

 このように資金に関連する活動全般の管理は、広い意味で財務管理と呼ばれています。

目次

 経営管理とは、組織を効率的かつ効果的に運営していくことです。そして、企業の目標に向かい、企業が持ちえる資源を活用し、最大限の効果を導くための行動です。ここでいう管理とはマネジメントを意味し、PDC(Plan,Do,Check,)というサイクルを回していくことにあります。

経営管理における管理とは

 管理にはコントロールとマネジメントのふたつの意味があります。コントロール...『意のままに操る』、マネジメント...『目的を達成するために指揮する』。経営管理における管理とは後者を意味します。すなわち、経営管理とは、PDCというサイクルを回し、目的達成のために企業をあるべき組織に作り上げていくことなのです。

1.Plan
 企業の目的達成のために目標を設定し、その目標を達成するための計画を作成すること。計画作成といっても難しく考えるのではなく、起業するにあたり描いていたビジョンを箇条書きにし、実現のために今何をすべきかを数値化します。この場合のビジョンは大きくとらえ(5~10年後にどうありたいか)実現のために今(今後1年以内の期間に)どのような行動をとればよいかを数値化していけば考えやすいでしょう。

2.Do
 どんなに素晴しい計画が作成されても、それが『絵に描いた餅』では意味がありません。行動が必要です。この場合、やみくもに行動するのではなく、今のその行動が上記の目標達成のために本当に必要であるかどうかを、つねに意識することが大切です。

3.Check
 現代社会は、日々急速に変化するスピードの時代です。経営においても、昨日まで成功していた手法が、突如として通じなくなることが多々あります。そこで、行動の結果や状況を日々Checkし、新しい手法を考えなければなりません。時には新しい計画を立案し、行動を起こしていく必要があります。つねにこれらのサイクルを回し、将来の目的達成のために次の一手を導き出すことが経営管理としての基本であります。

4.機会損失の防止
 しかしながら、経営の意思決定としては上記だけでは不十分です。というのも経営の意思決定としてのミスは企業の存続そのものに大きな影響をもたらすからです。計画を実行したけれど失敗に終わったでは、経営上許されないのです。このミスの回避に重要となるのが、機会損失の防止です。つまり、ひとつの目的に向かって歩を進めたとしてもその方法は無数に考えられます。しかし、実際に選択できるのはひとつだけです。この場合、さまざまな障害により結果として最善の方法を選択できなかったことが、すなわち機会損失です。この機会損失を防止するため、Planの段階において考えうるすべての障害を想定し計画を作成することが必要となります。

自らの棚卸し

 PDCをサイクルで繰り返し、経営計画としてより良いものを作り上げていきます。

【まとめ】

★経営管理における管理とは ⇒ 目的達成のために指揮
★Plan ⇒ 目的達成のため何をすべきかを考える
★Do ⇒ つねに考え行動する
★Check ⇒ 状況を正確にとらえる
★機会損失の防止 ⇒ さまざまな障害を考え計画を作成する

最終内容確認 2013年10月

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