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起業マニュアル

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起業支援サービスの活用:SOHO支援団体

目次

SOHO支援団体の活用

 SOHOは、"Small Office/Home Office"の略称であり、「小スペースのオフィスや自宅を仕事場とし、情報通信ネットワークを使って従事する個人事業」として広く認知されています。またSOHOは近年、企業に雇用されなくてもスキルさえあれば個人で小資本からできる起業スタイルとしても注目されてきています。

 しかし一方では、限られた人員で事業を行なわなければならないため、経営管理や多方面にわたる経営知識の面で不備が発生することも多く、トラブルや不安が生じやすいとも考えられます。SOHOというスタイルで事業を始められる際は、全国または地域のSOHO支援団体を活用して、経営情報や経営ノウハウなどの不足を補い、また、他の各種便益も同時に享受するという選択が賢明だといえます。

 日本のSOHO支援団体の形態は、財団法人、特定非営利活動法人、そして有志が集まって運営している任意団体など多岐にわたります。団体の規模は、数万人の会員を抱えるところから数人(数社)の会員だけで運営しているところまで様々です。会員制の団体が多く、会費についても無料のところから月額数千円のところまで様々です。

 支援内容に関しては、SOHO事業者向けの経営情報・経営ノウハウを提供しているところやセミナー・イベントの開催または紹介をしているところが多いようですが、会員を対象に、コンサルティング、福利厚生サービス、スキルを持った会員をホームページ上で紹介するなどの支援をしているところもあります。また、サービス対象においても女性や高齢者などに特化した団体も存在しています。

 SOHO支援団体には、地域に特化したところも存在します。地域特化型の団体に関しては、全国対応型の団体に比べて支援内容の種類は少ないケースが多いようですが、協同組合のような形態をとって地域のSOHO事業者同士が共同で仕事を受注するところ、地域のSOHO事業者へ施設を提供するところなど、地域に根ざした支援を行なっているところが多いようです。また、地域特化型のSOHO支援を行なっている団体には地方自治体が多いという特徴もあります。

SOHO支援団体の例

 以下では、全国対応型および地域特化型のSOHO支援団体の例をご紹介していきます。

(1)特定非営利活動法人 日本ITイノベーション協会
 日本ITイノベーション協会は、情報化社会に適応した企業育成と企業経営環境改善による経営高度化支援を推進するNPO法人です。日本ITイノベーション協会は、SOHO事業者向けに主に次のような支援活動を行なっています。

SOHO事業者支援サイト「@SOHO」の運営
SOHO事業者のビジネススキルを測る「SOHOビジネススキル検定」の運営
「SOHOビジネススキル検定」合格者を対象に「認定SOHO事業者」の称号を与える認定SOHO制度の運営
「認定SOHO事業者」や「FANクラブメンバー」のエージェントとして、大型案件業務の受注・プロジェクトメンバーの選定、プロジェクト業務の遂行・管理など

<関連サイト>
 ・特定非営利活動法人 日本ITイノベーション協会 http://www.npo-jita.org/
 ・@SOHO http://www.atsoho.com/
 ・SOHOビジネススキル検定 http://www.soho-kentei.net./
 ・認定SOHO制度 http://www.sic-fan.net/system/index.html
 ・FANクラブメンバー http://www.atsoho.com/contents/fanclub/powerup02.html

(2)非営利団体 日本SOHOセンター
 日本SOHOセンターは、SOHO事業者の安定した経営環境整備のために結成された非営利団体です。日本SOHOセンターは、SOHO事業者向けに主に次のような支援活動を行なっています。
 ・SOHO事業者のための社会的基盤整備、税務や法務などの各種相談活動
 ・調査研究事業(SOHOの実態調査、ニーズの把握)
 ・福利厚生事業、保険事業
 ・契約環境適正化事業
 ・主に障がい者を対象としたSOHO事業者向け福祉事業
 ・各種講師派遣や講演会主催
 ・関係省庁、諸団体、機関および企業との協力、協議、提言など
<関連サイト>
 ・日本SOHOセンター http://www.sohocenter.org/

(3)特定非営利活動法人 フラウネッツ
 フラウネッツは、主に女性のSOHO事業者や在宅ワーカーの支援を行なっているNPO法人です。フラウネッツは、SOHO事業者向けに次のような支援活動を行なっています。
 ・職業能力開発を目的としたセミナー等の開催
 ・各種経営関連情報の提供
 ・IT関連サポート
 ・SOHO、在宅勤務、在宅ワークについての個別経営相談、カウンセリング
 ・SOHO事業者支援サイト「Fraunetz」の運営
<関連サイト>
 ・特定非営利活動法人 フラウネッツ http://www.fraunetz.com/

(4)和歌山市
 和歌山市まちづくり局産業部は、SOHO事業者にインターネット環境を整備したブースを低料金で提供する「わかやまSOHOヴィレッジ」を運営しています。入居後も年数回の面談研修が必須とされるなど、入居条件は厳しいですが、専門家からの経営全般または特定専門分野のアドバイスを無料で受けることができるなど、他の便益も付加されています。
<関連サイト>
 ・わかやまSOHOヴィレッジ
   http://www.city.wakayama.wakayama.jp/jigyou/sangyoukigyousien/1001200/1001202/index.html

(5)福岡県
 福岡県は、SOHO事業者を総合的に支援するサイト「福岡SOHOサポートセンター」を提供しています。当サイトでは、スキルを持った"SOHO事業者"と"仕事を頼みたい企業"に関する情報提供、インターネットを介した経営相談、SOHO事業者向けの経営情報やセミナー情報などの提供がなされています。
<関連サイト>
 ・福岡SOHOサポートセンター http://www.sohofukuoka.com/

(6)財団法人 宮崎県産業支援財団
 宮崎県産業支援財団は、スキルを持った"SOHO事業者"と"仕事を頼みたい企業"に関する情報提供に特化したサイト「SOHO参上」を運営しています。
<関連サイト>
 ・SOHO参上 http://www.i-port.or.jp/soho/

(7)シニアSOHO普及サロン・三鷹
 シニアSOHO普及サロン・三鷹は、地域のシニア層のSOHO事業者を支援している特定非営利活動法人です。参加メンバーのIT知識や技能の習得と向上、コミュニティーの場の提供による人的交流や情報共有などを行なっています。
<関連サイト>
 ・特定非営利活動法人シニアSOHO普及サロン・三鷹 http://www.svsoho.gr.jp/

 SOHO支援団体には上記以外にも、公共機関や民間企業も含め、様々な団体が存在します。そして各団体が、それぞれの特徴を活かしたサービスをSOHO事業者に提供しています。これら支援団体を有効に活用し、賢明なSOHO事業経営を実践していかれることをお勧めします。

最終内容確認 2013年5月

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