起業マニュアル

事業計画や起業準備、開業まで『こんな時どうする?』に応えます

「やりがい」の探し方
 自分自身の「適性」とは、いったい何をするのが向いているかということで、比較的わかりやすいと思いますが、「やりがい」となると少し異なり、人それぞれより感じ方に差異があります。そういう意味では「幸せ」と似ているかもしれません。同じ状況にあっても「幸せ、不幸、どちらでもない」と意見が分かれるように、同じ業務をこなしていても、「やりがい」を感じる人と、そうでない人がいるでしょう。逆に不満すら訴える人がいてもおかしくはありません。どうしてそのような差が出るのでしょう。簡単にいってしまえば、感じ方、感覚の違いによるものですが、本質的には気持ちの持ちようではないかと考えます。ある程度の年齢に達すると、感じ方や感覚を変えることは難しいですが、気持ちの持ちようということであれば、自分の意識で変えることができるはずです。仕事における「やりがい」とは、本来探すものではなく、見出すものではないでしょうか。過去の仕事のなかにも、そして気乗りがしなかった業務のなかにも「やりがい」は見つけだせるかもしれません。

目次

やりがい

 転職や退職の際の理由に「やりがいのある仕事をさせてもらえない」、「今の会社ではやりがいを感じない」という話をよく耳にします。こういうタイプの人は、転職を何度も繰り返すのではないかと危惧します。ましてや、どの会社でも、何をしても「やりがい」を感じられないから「起業をしよう」では、とても成功するとは思えません。 まず、今までに仕事として従事した、またボランティアや趣味でも結構ですが、ひとつひとつ取り上げて、個々に満足度、成果度、達成感など加えていき分析をしてみましょう。

(1)はじめる前のイメージ(楽しそう、「やりがい」がありそう、割がよさそう、大変そう、辛そうなど)
(2)はじめてからの感じ方(思ったイメージと一緒か、少し違うか、まったく違うなど)
(3)終了とともに味わう感じ方(達成感、満足感、成果が上がったか、徒労に終わったか)

 (1) で持ったイメージが、(3) の終了時まで持続する、一致するケースはさほど多くはないはずです。最初に抱いたプラスイメージもマイナスイメージも、終わってみれば「まったく違っていた」と感じることが少なくありません。そこから導き出せることは、イメージのよい仕事ばかりを選択していては、自分自身にとっての成果や達成感を得られない、「やりがい」を見出せない結果に終わることが多いといえます。


最終内容確認 2018年2月

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