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起業マニュアル

起業を思い立ったその瞬間から、実際の起業準備そして開業まで。
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起業前に読もう
方向性の見極め方
 新規事業の方向性は、自信が持ちえている強みからのアプローチ、自分のやりた いことからのアプローチ、自分のライフスタイルからのアプローチ、社会の変化 からのアプローチから考える必要があります。それぞれが関係しあってくるこ とも多く、新規事業を考えるうえでは、それぞれバランスよく取り入れていく必要 があります。そのうえで、その新規事業は立ち上げられるのか見極める必要があり ます。見極めには自分の考えをまとめることも大事ですが、それ以上に周囲の人 に話してみて評価をしてもらうことも不可欠です。自分の判断と周囲の反応から 総合的にどんな方向性の新事業を立ち上げたらいいのかを見極めましょう。

目次

社会的意義と個人的な動機から見極める

社会のニーズから新規事業を見極める

 何事も社会のニーズがなければ新規事業は成りたちません。ただ、独創的なこ れまでにないことでも、実は社会のニーズがある場合もあります。また、現在参 入者が増えて流行っているものでも、立ち上げスピードを早くしたり、競合に負 けない差別化をするなどで十分に参入の余地がある場合もあります。成熟・衰退 している事業でもニッチな部分を狙ったり、再生したりする新規事業も考えられ るでしょう。しかし、これまでにない独創的なことは思ったほど多くはなく、すで に予想以上に競合があったりします。社会ニーズは自分の考えだけでなく、周囲 の人の評価や、第三者の分析も含めて見極めましょう。

自分の強みから新規事業を見極める

 新規事業を立ち上げることは予想以上にかなりの力を使うものです。その点では、 自分の強みから新規事業を考えることは、初期にかかる力をできる限り起業後の 成長段階に残すためにも有効です。考えだけでは物事はうまくいきません。実際 に動くことになったときに、これまでの経験ノウハウや人脈はおおいに生きてくる ことになります。友人や仕事上の人脈など、周囲の人の反応から自分の強みを見 極めることが大切です。

ライフスタイル

 新規事業を立ち上げて続けていくには、自分自身や家族のライフスタイルに合わ せて考えると、長続きする事業になります。趣味や趣向といったライフスタイル をワークスタイルにする方法を考えると、新規事業を見極めることができます。 もちろん事業は収益性が何よりも大切なので、趣味・趣向の中から収益性につな がる部分があるかどうかを見極めましょう。

やりたいこと

 どんな新規事業でも、やってみたい、やり遂げてみたいというモチベーションが なければ、起業という大きな力は生まれません。新規事業を立ち上げてからも、 つねに困難がつきまとい、事業を継続するにはモチベーションが高くなければ続き ません。やってみたい、やりとげてみたい気持ちがどこまでなのかを見極めるこ とが大切です。

方向性の見極め方

第三者の意見を参考に見極める

 これらのアプローチを1つの新規事業という形にまとめあげることが、起業に向 けてのスタートの第一歩になります。起業の方向性の見極めは自分の考えだけで は独りよがりの考え方になってしまいます。そこで周りの人にこの考えを伝え、 どのように見てもらえるのか意見を言ってもらうことが大切です。周囲の人はま ずは家族や友人です。家族の賛同を得ることがまず何よりも必要不可欠です。ま た経験者や支援者などの第三者に相談することも大切です。

家族

 起業は何よりもリスクをともなうことです。家族の理解と賛同がなければできません。 まずは自分の考えをまとめて、家族の反応を見ることを最初にするのがいいでし ょう。ライフスタイルから起業を考える場合などは、特にアイデアを考えるうえで も家族の意見は貴重です。

友人

 友人の中にはビジネスパートナーとなる人もいるでしょうし、経験者や支援者に なってくれる人もいるでしょう。もしそうでなくても、経験者や支援者などを知 っていて、紹介してくれるかもしれません。その意味でも友人に相談することは 有効です。自分の強みなどから新規事業を考える場合、人脈や、自分自身の強み に対する友人の客観的な判断は参考になるでしょう。

経験者

 起業経験がある人、同じような事業を立ち上げた人などは経験者として、貴重な 意見を言ってくれるはずです。新規事業の種類や職種がまったく関係なくても、 起業した経験者の意見は重要です。そのような人の考えや経験は、本になってい たり、講演会があったりして、聞いてみるチャンスは多くあるものです。まずは そのような情報収集もしながら、実際に意見を聞いてみることで、方向性を見極 めることができるかもしれません。

支援者

 最近では、行政や商工会議所などで起業支援を行っているところが増えてきまし た。多くは気軽に、そして無料で相談に乗ってもらえます。そのような窓口を訪 ねて、アドバイザーに考えを話してみましょう。アドバイザーは数多くの起業支 援をしてきた人だったり、中小企業診断士や経営コンサルタントだったり、実際 に起業家だったりします。将来は事業を助けてくれる存在になることもあります。 新規事業の見極めのためには、ぜひ利用してみましょう。

収益性から見極める

 自分がやってみたいという気持ちがもっとも大切ですが、社会のニーズなど社会的意義も大事ですし、何よりも事業は収益性という経済性がなければ続けていくことはできません。事業を行っていくには、予想外の費用がかかっていくものです。最初に資金を用意してもすぐに底をついてしまいます。なので事業収益で事業を続けていくようにしなければなりません。収益性があるのかどうか、事業を行う上で確実に見極められるようにしましょう。

 このように自分自身、社会、収益の3つがバランスよくまとまるまで、事業プランはしっかりと練っていくことが大切です。自分の考えの方向性をしっかりと考え、第三者の意見をきいてブラッシュアップしていくことで、新規事業を立ち上げられるか見極めができるようになります。


最終内容確認 2013年10月

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