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起業マニュアル

起業を思い立ったその瞬間から、実際の起業準備そして開業まで。
起業を目指す人のこんなときどうする?に応えます。
起業前に読もう
起業の方向性を考える
 起業家をめざす場合には、起業するに至ったきっかけがあるはずです。起業を考えた際には、まず何を目的として、どのような事業を行うのか、その方向性を考え、見極める必要があります。同時に、その目的には社会的意義があるのか、また事業内容に経済的意義があるのかも考えなければなりません。社会的意義と経済的意義は決して相反するものではなく、どちらか片方だけでは、その事業は継続することが困難となります。ちょっとした風評や、何かのアクシデントが切っかけとなり、破綻してしまいます。さらに、個人的な動機だけでなく、第三者から見ても共感できるような目的や事業であることも大変重要です。第三者の共感が得られるということは、支援者や協力者が大勢集められるということに繋がります。ひとりよがりの計画では、誰からも共感されることはありません。

 新規事業の方向性は、自分自身が培ってきた技術やノウハウ、また自らが身を置く生活環境などから、見出されることが多々あります。またトレンドとされる市場の隙間に新たなビジネスチャンスを見つけ出すケースや、既存する製品に改良点を見出す場合もあります。たとえば、次の四つの視点から事業のアイデアを整理し、事業の方向性を明らかにするのもひとつです。

 まったく新しいビジネスを創出する場合には、新規性とともに「なぜ今までなかったのか?」という視点も必要です。新規性はあるが、ビジネスとして経済的に成立しないために、今まで誰も事業展開をしなかったケースもあります。逆に、飲食店の展開のように、新旧織り交ぜ、かなりの数がひしめき合っているビジネスの場合でも、新しいアイデアで展開により、流行るお店となる可能性もあります。このあたりが見極めとなります。

目次

自身が持ち得ている「強み」からのアプローチ

 起業家をめざす人が持ち得ている「強み」とは、いったいどのようなものでしょう。その強みからビジネスのネタを探してみましょう。

  • これまで培ってきた業務における実績や経験
  • 製品やサービスにかかわる技術やノウハウ
  • 資格や免許などの顕在化している専門能力
  • 独創的なアイデア
  • 豊富な個人資金
  • 広範な人的ネットワーク
  • プロに匹敵するレベルの趣味
  • 体力、若さ、精神力、行動力など
    これらの強みを活かすことから製品やサービスをイメージし、それに対しどのような市場や顧客が見込まれるのかを構想していきます。

自分のやりたいことからのアプローチ

 起業家自身がやりたいと思うことから、具体的なビジネスに展開するネタを探してみましょう。

  • やりたいことは何か
  • 好きなこと(モノ)は何か
  • 何をしている時が楽しいか
  • 成果が上がって、達成感が得られたことは何か
    と、いったことを明らかにしていきます。その延長線上に新事業のアイデアがあるとするアプローチです。

自分のライフスタイルからのアプローチ

 起業家自身を含めた家族のライフスタイルからビジネスのネタを探してみましょう。

  • 家事(料理、清掃、洗濯など)が得意
  • 子供(育児、教育)が好き
  • 介護の経験がある
  • ペットが好きで、飼った経験がある
  • 車(ドライブ)が好きで、運転に自信がある
  • 旅行が好きで、全国各地、世界各国への旅行経験を持つ
  • コンピュータが得意で、インターネットなどを熟知している
  • 外国語が得意で、外国人の友人が多い
    などのように、家族を含めた自分のライフスタイルを整理してみます。ワークスタイルとライフスタイルを融合することで、思わぬ事業の可能性が広がるかもしれません。

社会の変化からのアプローチ

 社会の変化が思わぬビジネスチャンスを生み出します。これから有望となるビジネスは何か、将来はやりそうなビジネスは何か、という視点で自分が興味あるビジネス分野から整理するのもひとつの方法です。ビジネスに栄枯盛衰があるという考えから、次のような事業ライフサイクルの各過程で事業の方向性を探ってみましょう。


起業の方向性を考える


最終内容確認 2013年10月

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