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起業・開業
自分にあった起業スタイルを考える

目次

1.会社を設立して事業を興す

起業の形態を考えるとき、会社という体裁を整えて事業を興すことがオーソドックスなスタイルである。
会社の形態には株式会社などがあり、設立には相応の準備・手続きを要する。一定の従業員、設備、事業規模、対外的信用を求める起業であれば、会社を設立することが一般的といえる。
会社の設立パターンにはおもに以下のものが考えられる。

  1. 自分の事業アイデアをもとに「完全自力型」の会社設立
  2. 志を同じくするパートナーとの「共同経営」による会社設立
  3. 勤めていた会社からの「分社・のれん分け」による起業
  4. 事業規模の拡大に伴い個人事業から「組織変更」による会社設立

2.フランチャイズ加盟による起業

事業ノウハウを保有していない場合、考えたいのがフランチャイズチェーン(FC)への加盟である。
フランチャイズチェーンとは、FC本部(フランチャイザー)が直営店で開発した成功のためのノウハウを契約によって加盟店(フランチャイジー)に提供する、多店舗経営方式のことをいう。
FCで代表的なものにコンビニエンスストアがあるが、その他にもさまざまな業態がある。レストラン、クリーニング店、学習塾、ビデオレンタル、中古車買い取り、不動産・工務店など、多種多様な分野で新しいFCがある。
FC加盟には以下のようなメリット・デメリットがある。自分にとってのメリット・デメリットは何か、客観的な整理をしてから加盟することが必要である。

【FC加盟のメリット】

  • 未経験の事業分野でも、本部の指導や教育によって開業が容易となる
  • チェーンの知名度や本部のプロモーション支援を利用することができる
  • 商品、原材料、備品、情報などが安定的に供給される
  • スーパーバイザーによる経営アドバイスを受けられる

【FC加盟のデメリット】

  • 経営の独自性を発揮できない
  • ロイヤルティーなどの本部に対する支払い義務が生じる
  • 長期にわたり事業に縛られるなど、契約に拘束される

3.SOHOによる起業

SOHO事業者とは、小規模オフィス・自宅兼用オフィスにおいて、フルタイムまたはパートタイムのビジネスに従事している個人事業者と定義できる。
SOHOは、情報技術の発達に伴いオフィスがサテライト化、在宅化することによって生まれる新しいワークスタイルを象徴する言葉として使われている。
SOHOによる起業は、運転資金や事務所・設備の手配を最低限に抑えることができ、資金的なリスクが小さな起業スタイルである。

4.コミュニティー・ビジネスによる起業

コミュニティー・ビジネスをひと言で表現すると、地域密着ビジネスであり、地元住民を主体とするビジネスであるといえる。展開する事業は、コミュニティーの住民が生活課題として抱いているもので、これまで行政や企業がカバーできなかったサービス分野がおもな対象となる。特徴を以下にまとめる。

  1. 地域サイズにあった適正規模、適正利益を追求するビジネスである
  2. 営利追求ビジネスとボランティア活動の中間領域的なビジネスである
  3. 高い社会的使命感のもと高度な自己実現を追求し、仕事と地域生活の融合化を実現するビジネスである
  4. コミュニティー・ビジネスが期待される背景に、本格的な少子高齢化社会を迎え、介護や医療、環境、教育などの分野において地域の事情に即した事業が望まれていることがある
  5. これまで地域に眠っていた労働力、原材料、ノウハウ、技術などといった地域の資源を生かし、地域社会の活性化につながる

コミュニティー・ビジネスによる起業では、地域のボランティア活動の延長線上での起業が考えられる。ボランティアによる事業運営が軌道にのったところで、 NPO法人やLLP(有限責任事業組合)、LLC(合同会社)のような法人格組織にする事が望ましい(ただし、LLPには法人格なし)。
こうしたコミュニティー・ビジネスにみられるように、営利追求が最優先課題とはならず、地域社会性、ボランティア性を追求する新しいタイプの起業形態も現われている。
とくに、シルバー層、主婦層、ボランティア活動の参加者などには、コミュニティー・ビジネスによる起業が有効と考えられる。

5.ライフプランの作成

企業をすると、仕事だけでなく生活も大きく変わる。すなわち、人生の転機となる。従って、ライフプランによる人生設計と、ビジネスプランによる事業計画は、一体となっていることが企業家として望ましい。

【起業家のライフプラン・ワークシート】

  年齢 事業(仕事) 家庭・家族 趣味・
オフタイム
貯蓄 借金
       

年後


                   

年後



                   

年後



                   

年後



                   
10
年後



                   

年後



                   

年後



                   


最終内容確認日2014年2月

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