経営ハンドブック

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経営診断
市場環境をチェックする
経営環境の変化に対応し同業者に対して競争優位を確保するためには、現在の事業環境を分析し、新たな経営戦略の策定や経営資源再構築を検討することが重要。自社の市場環境をS・W・O・T分析を通じて確認してみよう。

目次

1. 「市場環境」チェックシート

【A.事業の機会】~変化の波からビジネスチャンスを捉えているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
変化の大きな潮流である、「技術革新」「経済のソフト化・サービス化」「国際化」「高齢化社会」「環境問題」などに対応しているか
規制緩和がどんな新しいビジネスチャンスを生み出すか、予測をしているか
市場調査など事業機会を捉える活動をタイムリーに行なっているか
新規事業の検討や展開が実行されているか
現在投入している製品やサービスが時代のニーズを捉えるなど"追い風"に乗っているか
戦略的な事業提携や共同化・融合化など他企業との連携を検討しているか
A.得点合計
【B.市場の脅威】~市場の衰退や競争の激化などの脅威は存在するか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
新規参入者が多くなり競争が激化することで自社の市場シェアが低下している
現在扱っている製品やサービスの市場自体が衰退している
地域産業や業界自体が成熟または衰退している
顧客や親企業の要求(品質・機能の向上、低価格、多品種少量の納品条件など)が厳しくなってきている
法制度の改正により新たな対応が求められるなど、大きなダメージを受ける心配がある
取引先の倒産や災害・事故など突発的に発生する危機に対しての心配が大きい
B.得点合計
【C.自社の強み】~競合他社に負けない強みを保有しているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
ニッチ(すき間)市場において、他社をまったく寄せ付けない"オンリーワン"の地位を築いているか
利害関係者(取引先、株主、金融機関、顧客)の信頼感や製品の高いブランド力を得ているか
好立地や最新鋭の設備、許認可・免許・のれんなどの強みとなる所有資産や既得権を有しているか
製品の研究・開発や事業の企画などのための独創性・創造性に長けているか
強力な営業組織を有するなど販売力・営業力に長けているか
自社内での情報化が進んでおり、情報の収集や分析などに強みを発揮しているか
社員が自社の事業に社会的意義を感じ日々明るく前向きに仕事に取り組んでいるか
C.得点合計
【D.自社の弱み】~自社の経営資源に弱点は存在するか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
社員の高齢化が進んでおり組織活力の減退や人件費の高騰に悩んでいる
人材確保が困難になっており優秀な社員の不足に悩んでいる
資金調達力の弱さや財務基盤の弱さに心配がある
単一のしかも付加価値の低い製品・サービスに事業構造が偏っている
革新に対する抵抗と保守的な企業風土が根付いてしまっている
機械設備などの陳腐化や社内ルールなど制度疲労が進んでいる
D.得点合計

A+B+C+D→総得点 

2.自己診断

<評価ランクの採点と問題点の整理>

1)チェックシートから集計したA~Dの各テーマの得点を次の表に従って5段階のランク付けを行ない記入する。
2)ランク3が標準値(最低限クリアすべき目標値)となるため、
  ・著しく標準値を下回っているテーマはないか
  ・全体のバランスは取れているか
を確認する。これにより、自社で対応すべき問題点を明確にしよう。

 
ランク 内容 A B C D 総合評価
優 秀 18~17点 18~17点 21~20点 18~17点 75~66点
良 好 16~15点 16~15点 19~17点 16~15点 65~56点
標 準 14~12点 14~12点 16~14点 14~12点 55~46点
やや不十分 11~9点 11~9点 13~10点 11~9点 45~35点
不十分 8~6点 8~6点 9~7点 8~6点 34~25点
シートの得点→
評価ランク→

最終内容確認日2018年2月

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