経営ハンドブック

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経営診断
経営計画をチェックする
あらゆる企業にとって経営計画の策定、またその定期的な確認と見直しは重要である。
しかし、実際にはその運用ができている企業は少ない。自社の経営計画の実情について点検しよう。

目次

1. 「経営計画」チェックシート

【A.長期ビジョン】~「会社の将来あるべき姿」は明示されているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
経営に対する確固たる信念、企業の存続原点となる経営理念が明示されているか
経営理念に基づく長期ビジョン(「会社の将来のあるべき姿」を示す行動指針となるもの)が明文化されているか
長期ビジョンは、「自社は何をもって社会に貢献しようとしているのか」が示されたものか
長期ビジョンがトップから一般社員まで共通した意志や行動の原点になっており、全社一丸となった行動をとれるか
A.得点合計
【B.中期・年度計画】~中期経営計画と年度経営計画が立てられているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
経営環境の変化と将来予測をもとにしたシビアな現状把握ができているか
長期ビジョンに基づいたトップダウンの中期経営計画が立てられているか
年度経営計画や個別実行計画(人事、設備、利益、販売、生産など)が立てられているか
計画されていることのなかで論理的な矛盾はないか、また矛盾がある場合それを修正するように努めているか
中期経営計画の一環として年度計画が策定されているか、逆に年度計画によって中・長期経営計画が修正されているか
B.得点合計
【C.新規事業計画】~新規事業計画は立てられているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
長期ビジョンに基づいた新規事業の検討がなされ、新規事業計画書が作成されているか
新規事業の目的(既存事業の衰退、事業領域の拡大など)は計画書に明示されているか
新規事業に投入することができる人材、資金、設備は適切に計画化されているか
新規事業を推進する特別な組織体制(プロジェクト制、分社化など)は検討されているか
採算性(収益の見通し)は十分に検討され、かつ、いざというときの撤退なども考慮されているか
新規事業計画には、既存事業との相乗効果(シナジー)を活かすなどの調整はされているか
C.得点合計
【D.目標管理】~計画を実行・実績に結びつける目標管理はできているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
計画には、必達すべき目標ができる限り数値化されたものとして明示され、実行可能な目標値となっているか
各計画を実行に移し、目標を達成することができるような組織編成ができているか
計画を実行する各部門の責任者は、マネジメントサイクル(Plan→Do→Check→Action)に基づく適切な管理手法を展開しているか
計画の進捗管理を行ない、場合によっては計画の軌道修正を検討しているか
実行結果と目標値との差異を分析し、その結果が次の計画に活かされているか
D.得点合計

A+B+C+D→総得点 

2.自己診断

<評価ランクの採点と問題点の整理>

1)チェックシートから集計したA~Dの各テーマの得点を次の表に従って5段階のランク付けを行ない記入する。
2)ランク3が標準値(最低限クリアすべき目標値)となるため、
  ・著しく標準値を下回っているテーマはないか
  ・全体のバランスは取れているか
を確認する。これにより、自社で対応すべき問題点を明確にしよう。

 
ランク 内容 A B C D 総合評価
優 秀 12点 15点 17~18点 15点 53~60点
良 好 10~11点 13~14点 15~16点 13~14点 45~52点
標 準 8~9点 10~12点 12~14点 10~12点 37~44点
やや不十分 6~7点 7~9点 9~11点 7~9点 28~36点
不十分 4~5点 5~6点 6~8点 5~6点 20~27点
シートの得点→
評価ランク→

最終内容確認日2018年2月

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