経営ハンドブック

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経営診断
リスク管理をチェックする

企業の多くは自社におけるリスク管理体制への関心は薄い。
しかしながら、災害・事故などの"いざという時"になって、取り返しのつかない事態に陥るケースも少なくない。
自社の「万が一」の場合における危機管理体制について点検しよう。

目次

1.「リスク管理」チェックシート

【A.顧客管理】~適切な顧客管理を通じて取引の安定性を確保しているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
取引先の信用管理(業績、支払能力、取引条件など)は適切に行なわれているか
債権の回収管理は徹底されており、回収不能な債権は極力抑えられているか
顧客のクレームやトラブルに対し、全社的かつ迅速な対応がなされているか
目に見えない機会ロス(売るべきときに売らなかったロス、開発すべきときに開発しなかったロスなど)は発生していないか
取引をほかの業者にスイッチされないように、顧客満足度の向上に努力がなされているか
A.得点合計
【B.事故・災害】~不測の事故・災害に対する予防と発生時の対応ができているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
地震や火事などの災害時の緊急対応マニュアルは整備されているか
防災訓練などを通じ緊急時の対応や行動について全社員に周知徹底されているか
盗難や犯罪などの防止・防衛策は万全か
火災保険や賠償責任保険などの各種損害保険の加入は検討されているか
トップの事故や病気など不測の事態のときの体制や事業承継の準備はされているか
B.得点合計
【C.社員管理】~職場生活と業務活動の安定性・健全性を確保しているか~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
社員の病気や事故などへの対応策と資金手当が行なわれているか
社内規定の整備や社員のモラル教育を通じて、会社が安全でかつ節度のある職場生活がおくれる環境にあるか
社員に対して、社内情報・ノウハウなどの機密保持の徹底はなされているか
ヘッドハンティングなど有能な社員の引き抜きや退職は発生していないか
社員が企業犯罪に巻き込まれたり加担したりするような心配はないか
C.得点合計
【D.法律・制度・経済環境】~法改正や経済環境の変化に対するリスク管理は万全か~
「NO…1点、どちらともいえない…2点、YES…3点」
(点数) 1 2 3
規制緩和などで競争が激しくなり自社の存立基盤を脅かす可能性はないか
法律・制度(税制や雇用制度など)改正の動きに注目しており、つねに適切な対応策がとられているか
契約書や届書類が適切に作成・管理されているか
自社内に法務担当者など法律に明るい社員がいて、訴訟にかかわる問題が発生したとき専門家との連携が行なえる体制にあるか
株価や為替の急激な変動に対する適切なリスクヘッジは行なわれているか
D.得点合計

A+B+C+D→総得点 

2.自己診断

<評価ランクの採点と問題点の整理>

1)チェックシートから集計したA~Dの各テーマの得点を次の表に従って5段階のランク付けを行ない記入する。
2)ランク3が標準値(最低限クリアすべき目標値)となるため、
  ・著しく標準値を下回っているテーマはないか
  ・全体のバランスは取れているか
を確認する。これにより、自社で対応すべき問題点を明確にしよう。

 
ランク 内容 A B C D 総合評価
優 秀 15点 15点 15点 15点 60~53点
良 好 14~13点 14~13点 14~13点 14~13点 52~45点
標 準 12~10点 12~10点 12~10点 12~10点 44~37点
やや不十分 9~7点 9~7点 9~7点 9~7点 36~28点
不十分 6~5点 6~5点 6~5点 6~5点 27~20点
シートの得点→
評価ランク→

最終内容確認日2018年2月

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