トップページ  >  起業する  >  業種別開業ガイド  >  まつ毛エクステサロン

サービス業
まつ毛エクステサロン
まつ毛エクステとは、まつ毛エクステンションの略称であり、化学繊維等の人工まつ毛を自身のまつ毛に装着する技術である。従来、マスカラや付けまつ毛がアイメイクのおしゃれとして一般的であったが、「簡単に、かつ自然に目元を引き立たせることができる」「効果が長時間持続する」というメリットから、まつ毛エクステンションを利用する女性が増えてきた。
市場規模
2017年1月にWizBiz株式会社が実施した調査によると、まつ毛エクステサロンの利用率は、総人口対比で約2.1%(約262万人に相当)であり、平均的な利用者は、年に21回程度利用し、1回の利用に4,420円程度を使っている。このことから、現在の市場規模は、2,400億円前後であろうと考えられる。
また、同調査において、今後「ぜひ利用したい」「どちらかといえば利用したい」と回答した人の割合は、総人口対比で約6.4%(約815万人に相当)であった。このことから、潜在的な需要までをも合わせると、市場規模は、約7,500億円程度にまで拡大する可能性を秘めている。

目次

1. 起業にあたって必要な手続き

まつ毛エクステンションの施術を行うには、美容師の資格が必要である。また、まつ毛エクステサロンの開業に際しては、営業する地域を管轄する保健所にて美容所登録をしなければならない。併せて、消防署への防火管理者の届出も行う。

2. 起業にあたっての留意点・準備

まつ毛エクステンションの施術は、繊維でできた人工のまつ毛を専用の接着剤でまつ毛に付けるというものである。施術方法には、自身のまつ毛1本1本に人工のまつ毛を付ける方法と、自身のまつ毛を2~3本ずつ束にして人工のまつ毛を付ける方法があるが、前者の方法が一般的である。まつ毛1本1本に人工まつ毛を接着する作業は手間がかかるものであり、1回の施術にかかる所要時間は1時間前後が一般的である。
まつ毛エクステンションは自分で施術することは難しい技術であることから、まつ毛が伸びた頃に付け直し(リペア)の需要が発生する。このため、まつ毛エクステサロンはリピーターを確保しやすい業態であると言える。

まつ毛エクステサロンは、登場して未だ歴史の浅い業種であるため、現在、ノウハウの確立途上であり、トラブルの報告も多い。そのため、施術に使用する素材、薬品や器具に関しては、業界団体が推奨するものを用い、健康被害に対しては細心の注意を払わなければならない。まつ毛エクステンションの技術に関しては、いくつかの業界団体が技能検定試験を行っている。技能向上のため、そして、利用者の信頼獲得のため、事業者は、美容師資格以外にも、これら、まつ毛エクステンション専門の認定資格を有しておくことが望ましい。
まつ毛エクステサロンの中には、フランチャイズ展開しているチェーンもある。このため、フランチャイズチェーンに加盟して、本部から技術や店舗運営ノウハウの提供を受けながら、事業を展開していく方法もある。

3. 必要資金例

以下は、繁華街で店舗面積20坪のまつ毛エクステサロンを開業する場合の必要資金例である。

※土地・建物等の物件取得費は含まない。

4. ビジネスプラン策定例(モデル収支例)

以下は、上記の条件の下で、まつ毛エクステサロンを開業する場合のモデル収支例である。

1)売上計画例

2)損益計算のシミュレーション

※初期投資一括計上分は、開業費の金額
※減価償却費は、設備工事費・什器備品費の額を5年で償却したもの
※必要資金、売上計画、シミュレーションの数値は、状況によって異なります。
 また、売上や利益を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。

(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)

最終内容確認2017年2月

Copyright © WizBiz Inc.
このコンテンツの著作権は、WizBiz株式会社に帰属します。著作権の承諾なしに、無断で転用することはできません。
  • サービス業
  • 専門
    サービス業
  • 飲食業
  • 小売業
  • IT関連業
  • 環 境
  • 医療・福祉
  • その他
このページの先頭へ
起業するコンテンツ一覧
  • 事業計画作りや実際の起業準備そして開業まで。起業を目指す人の『こんな時どうする?』に応えます。

  • 法律知識や経営診断など、起業準備段階はもちろん、実際に起業・開業してからも使える豊富な情報を掲載。

  • 『国の補助金を活用して創業するには?』についてご説明します。

  • 中小企業や個人投資家にとってのメリットを、その仕組みや優遇措置について詳しくご紹介します。

  • 起業・開業を考えている職種の消費者利用動向がすぐにわかる、職種別データ一覧。

  • 200以上の業種・職種から選べる開業準備手引き書。

  • 最新のビジネストレンドや中小企業が直面する経営課題など、読み物コンテンツをまとめています。

  • 若手起業家にインタビュ—。「社会人起業」と「学生起業」それぞれの選択を対比しながら起業のカタチを探ります。