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サービス業
ホットヨガスタジオ
ホットヨガとは、室温38~40℃、湿度55~65%程度の環境の中で行うヨガである。大量の汗をかくため、デトックス効果が高く、身体の新陳代謝が促進されるとして、人気を集めている。
市場規模
2017年1月にWizBiz株式会社が実施した調査によると、ホットヨガスタジオの利用率は、総人口対比で約2.2%(約278万人に相当)であり、平均的な利用者は、年に19回程度利用し、1回の利用に2,597円程度を使っている。このことから、現在の市場規模は、1,400億円前後であろうと考えられる。
また、同調査において、今後「ぜひ利用したい」「どちらかといえば利用したい」と回答した人の割合は、総人口対比で約11.5%(約1,459万人に相当)であった。このことから、潜在的な需要までをも合わせると、市場規模は、約7,200億円程度にまで拡大する可能性を秘めている。

目次

1. 起業にあたって必要な手続き

ホットヨガスタジオ開業に対する法規制はとくにない。
個人であれば税務署での開業手続き等が必要となる。法人であれば必要に応じて、健康保険・厚生年金関連は社会保険事務所、雇用保険関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、税金に関するものは所轄税務署や税務事務所にて手続きを行う。併せて、消防署への防火管理者の届出も行う。

2. 起業にあたっての留意点・準備

ホットヨガを行うスタジオ内の温度・湿度は、ヒーターと加湿器で調節する。高温の中での運動であるため、利用者の体調には細心の注意を払う必要がある。空調管理、実施の前後での健康状態チェック、水分補給(500ml~1リットル)は、必須であると言える。また、利用者は大量の汗をかくため、シャワールームの設備も必須であろう。

ヨガの効果は、指導者の力量に大きく左右される部分が大きいため、ヨガスタジオでは、インストラクターの技量が大きな意義を持つ。指導者を探す場合は、優秀なインストラクターを確保する努力を惜しまないことが重要である。また、自分自身が直接指導する場合は、自身の技量向上に努力を惜しまないことが求められる。

利用者の集客には、体験入会制度の導入が効果的である。体験入会は1回1時間、料金は無料~1,000円程度のところが多く、そこから、本入会にステップアップしていく。ホットヨガは、高温多湿という環境の中での実践であり、非日常的である。自宅で高温多湿の状態の再現は難しいため、スタジオまで足を運んで来てもらいやすいと言える。

売上高アップのため、スタジオ内で関連用品を販売するところも多い。たとえば、ヨガウェアやミネラルウォーター、アロマなどの香料、デトックスを促進するお茶などの販売は有効であると考えられる。

なお、ホットヨガスタジオであれば、常温のヨガを行うことも可能である。したがって、ホットヨガと常温のヨガ、両方のカリキュラムを組むことも可能である。

3. 必要資金例

以下は、繁華街で店舗面積20坪のホットヨガスタジオを開業する場合の必要資金例である。

※土地・建物等の物件取得費は含まない。

4. ビジネスプラン策定例(モデル収支例)

以下は、上記の条件の下でホットヨガスタジオを開業する場合のモデル収支例である。

1)売上計画例

2)損益計算のシミュレーション

※初期投資一括計上分は、開業費の金額
※減価償却費は、設備工事費・什器備品費の額を5年で償却したもの
※必要資金、売上計画、シミュレーションの数値は、状況によって異なります。
 また、売上や利益を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。

(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)

最終内容確認2017年2月

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