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小売業
アクセサリーショップ
アクセサリーショップで取り扱う商品は、ネックレス、リング、イヤリング、ピアス、ブレスレット、ヘヤーアクセサリー、コサージュ、帯止め、リボンなど品目数が多い。また、安いものから宝石や貴金属のように高価なものまで幅広く、素材も多様である。

小資本でも開業できるため、比較的参入しやすいが競争は激しい。

傾向としては、ブランド中心のアクセサリー店は売上が伸びているが、従来型のアクセサリー店の売上は減少しており2極化している。
需要動向は、安価で多様なコスチュームジュエリーは若者中心、OLやミセスは本物志向、高級志向である。最近は、小・中学生や男性でもネックレスや、ブレスレット、ピアスなどのアクセサリーを気軽に身に付ける人が増えており需要が期待できる。

アクセサリーショップは、流行の変化や季節の影響を強く受ける業種である。

目次

1.起業にあたって必要な手続き

開業については規制される法規はなく、販売資格も不要で自由開業が原則である。一般の開業手続きとして、個人であれば税務署への開業手続き等、法人であれば、必要に応じて、健康保険・厚生年金関連は社会保険事務所、雇用保険関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、税金に関するものは所轄税務署や税務事務所にて手続きをする。

2.起業にあたっての留意点・準備

  • アクセサリーショップはいかに客の感性に訴えることができるかが決め手になる。経営者や販売員自身がおしゃれでセンスがよく、コーディネイトが上手であること。また、流行や季節の影響が大きいため、情報収集に努め、時代のトレンドを反映したフッションリーダーであることが大切であるといえる。
  • 店の特色を明確に打ち出し、流行や季節性を反映したデザイン性に優れた品揃えをすることがポイントである。
  • アクセサリーは、デザイン、素材、サイズなど様々であるが、商品が小さいので店舗面積は小さくてもよい。むしろ、最初から大きな店舗を構えるより、小規模からはじめた方がやりやすい。
  • 多品種少量の商品を扱うため、在庫回転率に注意が必要である。売れ筋商品は品切れを起こしやすいが、仕入れすぎるとデッドストック化にもつながりかねない。品切れを起こさぬようかつ不良在庫が発生しないよう在庫管理が重要である。
  • 一般的には卸売業者から仕入れる場合が多いが、業者の選定に際しては、自店の営業形態に即しているかどうかが重要である。アッセンブリメーカーと直結し、オリジナル商品を確保したり、あるいは、気に入ったデザイナーに委託しメーカーに製造させるケースや現地で直接買いつけるなど多様である。いずれにしても、デザインが勝負なので、まめに仕入先を見て回るなど常に仕入ルートを開拓し品揃えに反映させていく必要がある。
  • 売上はコーディネイト術、接客術にも大きく左右されるので、これらのセンスや能力が必須であり、常にレベルアップを図る必要がある。アクセサリーの素材は様々であるので、手入れの仕方などの商品知識も必要とされる。
  • サイズ直しや修理、リフォームなどといったアフターサービスも重要である。修理が出来ない場合は、提携者を用意するか、職人を採用するかなども検討する必要がある。要は、客が安心して購入できる体制を作っておくべきで、この面の対応が親切だと固定客化につながる。

3.必要資金例

郊外住宅地域に近い最寄型商店街、15坪借店舗

(単位:千円)
項  目 初期投資額
物件取得費 小 計 576
設備工事費 改装工事費・什器他 1,300
空調設備費 300
看板工事費 200
小 計 1,800
開業費 市場調査費・ 100
印刷・DM等販促費 100
水道光熱費その他 100
開業前賃貸料 48
小 計 348
合  計 2,724

4.ビジネスプラン策定例

●初年度売上計画例

(単位:千円)
  客数/日 (人) 客単価 日商 営業日数 (日) 年商
平 日 10 6 60 196 11,760
土曜日 13 6 60 52 3,120
日曜日 13 6 60 52 3,120
合 計     180 300 18,000

●モデル収支

※上記初年度の店内販売のほかに、外商活動による販売を年6,000千円見込む。

(単位:千円)
  年間増加率 変動費比率 初年度 2年度 3年度 4年度
売上高 2.0%   18,000 18,360 18,727 19,102
売上原価   60.0% 10,800 11,016 11,236 11,461
売上総利益     7,200 7,344 7,491 7,641
諸経費計     6,450 6,523 6,599 6,674
  人件費 1.0%   4,200 4,242 4,284 4,327
  建物賃貸料 1.0%   576 582 588 593
  水道光熱費   1.1% 198 202 206 210
  販売促進費   1.8% 324 330 337 344
  通信費   0.4% 72 73 75 76
  減価償却費     360 360 360 360
  その他経費   4.0% 720 734 749 764
営業利益     750 821 892 967

売上計画やシミュレーション数値などにつきましては、出店状況によって異なります。また、売上や利益を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。

最終内容確認日2014年2月

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