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頑張れシニアベンチャー
趣味を生かしてオンラインでヴィンテージ・ドラムを販売【クラッシュ・ブーム・バム(Crash Boom Bam)】

シニアコレクターの強みは、長い年月をかけて集めてきたコレクションとその間に蓄積してきた玄人(くろうと)はだしの知識。「クラッシュ・ブーム・バム」は、コレクターの強みを見事にビジネスに結びつけている。

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James Glay(ジェイムズ・グレイ)氏
昼間は音楽業界でセールスエグゼクティブとして、夜はドラマーとして働いていたが、2009年に失業。長年集めてきたドラムのコレクションを販売すべく、オンラインビジネスサイト「クラッシュ・ブーム・バム(Crash Boom Bam)」を立ち上げる。

目次

失業を契機に趣味を実益につなげる

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──ウェブサイトでヴィンテージ・ドラムのオンラインビジネスサイト「クラッシュ・ブーム・バム(Crash Boom Bam)」を始められた経緯について、お聞かせください。
私は2009年に職を失うまで、昼間は音楽業界でセールスエグゼクティブとして、夜はドラマーとして働いていました。失業してから昼間の仕事を探しましたがなかなか見つからず、しぶしぶパートタイムの仕事を始めたとき、50代以上で起業を考えている人のサポートを行なっているコンサルタントと知り合いました。
 そこで彼に、私の趣味であるドラムの演奏やコレクションをビジネスにすることはできないだろうかと相談したところ、ドラム(1960年代から70年代にかけて製造されたヴィンテージ・ドラム)のコレクションに興味を示し、オンラインビジネスの立ち上げを手伝ってくれたのです。彼の助けがなかったら、ウェブサイトの立ち上げは無理だったと思います。
──では、事業内容についてご説明ください。
オンラインでのヴィンテージ・ドラムの売買です。委託販売も行なっていますが、こちらはあまりうまく行っているとは言えません。
──このビジネスで、ドラムの販売以外になさりたいことはありますか。
ほかのサービスは今のところ行なっていませんが、将来的にはドラムだけでなくほかのヴィンテージ楽器も扱って行く予定です。また、アメリカのドラムメーカーの歴史についての教育に携わっていきたいですね。
 アメリカのドラム業界の歴史は非常に魅力に富んでいます。ドラムはただの打楽器ではないのです。ドラマーとしてその歴史を知ることは大切だと思います。
──サイトのビジター数は?また、これまでにどのくらい販売しましたか。
ビジター数はひと月に100人程度です。これまでにドラムキットを20、小型のドラムを30のほか、ドラムの付属品などを販売しました。

SNSを活用して潜在顧客を増やす

──ウェブサイトのビジター数を増やすために、どのような工夫をしましたか。
ブログやビデオをサイトに掲載しています。ビデオはヴィンテージ・ドラムのショーや、私のドラムの師匠へのインタビューなどです。
 フェースブックやリンクトインも活用しています。フェースブックには個人と「クラッシュ・ブーム・バム」の2つのアカウントを持っており、4000人以上とつながっています。ここにも記事やビデオを掲載していますが、掲載する度にビジター数が100-500くらいに跳ね上がりますね。
──ウェブサイト上にビデオを掲載する目的は?
見込み客に実際のドラムの音を聞いてもらうためです。すでに11のビデオをフェースブック上に公開しており、さらに20のビデオを制作中です。ビデオや記事はオンライン上で公開するだけでなく、Constant Contactというサービスを定期的に使って、私の顧客リストに載っているドラマーに直接配信しています。
──このビジネスのむずかしさはどんなことですか。
私が想像していた以上に、売り上げが安定しないという点ですね。5月には9000ドル相当の売り上げがあったかと思うと、ほかの月は全く売れなかったり。海外への販売も考えていますが、その場合の輸送手続きなどについては、現在勉強中です。
──これからどのようにビジネスを広げて行く考えですか。
ドラムを購入し続けることが必要ですが、その際何を買うか、ドラムを注意深く選ぶことが必要だと思います。
──このビジネスを始めて、予定していなかった副産物はありましたか。
友人がたくさんできましたね。その多くがドラマーで、しかもかなり有名な人たち。私自身のドラマーとしての活動再開にもつながりました。今はかつてないほど、ドラマーとしてプレイする機会が増えました。
──自分のコレクションでビジネスをしたい人へのアドバイスは?
私のようなコレクションを持っている人は、私のやり方を手本にできると思いますよ。ただ、こうしたビジネスは、売り上げの予測が不可能だとうことを分かった上で始めた方がいいでしょうね。

Crash Boom Bamのホームページ


掲載日:2013年11月12日

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