起業の先人に学ぶ

独立や開業へのプロセス、今後の戦略について経営者にインタビューします。

60秒でオンラインショップのオーナー【Tinypay.me】

オランダ発のTinypay.meを使えば、チャリティにも貢献できて、しかもeBayより手軽に自分が売りたいモノをワールドワイドに公開できる。

Tinypay.me リチャード・ストラバー
大学でデザイン&コミュニケーションを専攻。インターネット起業、コンセプトデザイン、ウェブデザイン、グラフィックデザイン、ウェブマーケティング、ウェブ開発などを得意とする。2008年に23歳で最初の会社WebMedicを立ち上げ、今年3つめの会社Tinypay.meを設立。

目次

SNS向けオンラインショップ作成ツール

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――Tinypay.meについてご説明ください。
Tinypay.meはフォーマットに売りたい商品の写真や価格を簡単にのせるだけで、簡単にウェブ上にオンラインショップを作れるアプリケーションです。ショップのページが完成したら、これをフェースブック、ツイッターなどのSNSで公開し、支払いはPayPalで行ないます。Tinypay.meにアカウントを作る必要はありません。また、売り上げの一部はチャリティに寄付していただきます。
――Tinypay.meを立ち上げたのはいつですか。また、このアイデアはどこから?
このプロジェクトに着手したのは2009年の8月で、会社は12月に設立しました。このアイデアはスタッフのひとりがランチの時に思いついたんです。
――売り上げはどこから得るのですか。
商品が売れたら売り上げの5%がTinypay.meの収益になります。また、PayPalからも紹介料が入る仕組みです。
――Tinypay.meはどんなビジネス、どんな人たちの利用を想定していますか。
3つのタイプを想定しています。まず、個人で早くものを売りたい人。次に、自分が作ったモノやサービスを少しでも多く売りたい、販路を広げたい人。そして、自分たちのプラットフォームやコミュニティで売り上げを上げるために、戦略的にニッチなマーケットを創造するアプリケショーションを使う、いわゆるプロフェッショナル。3つめのニーズに対応するアプリケーションは、1カ月後の完成をめどに開発中です。

売り上げの一部はチャリティに寄付

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――現在、Tinypay.meのオンラインショップはいくつありますか。また、ユーザーはどこでTinypay.meを知りますか。
Tinypay.meの利用者は、クチコミやチャリティを通じて、さらにブログなどのメディアを通してTinypay.meにアクセスしてきます。私が知る限りでは、Tinypay.meのオンラインショップは数百あります。ただし、個人ユーザーの利用がほとんどで、まだビジネスユーザーはありません。プロフェッショナル用のアプリケーションがスタートすれば、ビジネスユーザーの利用が増えると期待しています。
――Tinypay.meのショップの利用者(買い手)はどういう人を想定していますか。
個人の場合はTinypay.meのショップオーナーの友人知人など。クリエーターの元々の顧客。そして、特定のコミュニティで買い物をするコミュニティバイヤーの3タイプを想定しています。
――売り上げの一部を寄付する仕組みになっていますが、その理由は?
必要のなくなったものや自分が作ったものを売ることでチャリティに貢献できるよう、私たちはさまざまな団体と提携しています。これは新しいチャリティのかたちで、寄付する方(Tinypay.meを利用して売る人と買う人)も、寄付される方もどちらもハッピーになれるすばらしい仕組みだと思います。
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――今年度の売り上げ目標は? また、今後の課題についてお聞かせください。
今はまだ売り上げのことを考えるには時期尚早で、ユーザーのためにサービス改良をしていくことにフォーカスしており、システムの開発が最優先課題です。今年の売り上げは経費をカバーする程度だと思います。もうすぐ改良を加えたホームページとプロダクトページを立ち上げ、さらに2つの新機能も加えます。
――ニューヨークにも会社の住所を持っていますが、本社機能を移転する考えですか。
現在本社はオランダにありますが、ニューヨークに移転する予定です。理由は、アメリカが好きだから!

●会社概要

会社名 Perpetual Perception LLC
所在地 19 West 34th St. Suite 1018, New York, NY 10001 USA
社員数 8名
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掲載日:2010年9月21日