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ITツール活用事例
クラウド型POSレジサービス「スマレジ」で
飲食店に必須の会計作業と売上管理を安価かつ容易に実現

店舗を構えるに当たって不可欠なのが、会計作業のためのレジシステム。お客さんとの金銭授受だけなら、現金を出し入れするキャッシュドロアと電卓の2つだけで十分かもしれませんが、正確かつ効率的な売上管理には、いわゆるPOSシステムと呼ばれるものが必要です。

これまで、本格的なPOSシステムの導入には高額な費用がかかり、個人経営の店舗にとって大きな負担になっていました。しかし最近では、インターネットを介して利用できる安価なクラウド型のPOSシステムも登場しています。

そんなクラウド型POSシステムの1つ「スマレジ」を店舗のオープン当初から利用しているのが、株式会社スターが経営する「もうやんカレー 新宿東口店」。同店に「スマレジ」を導入したことによるメリットなどを伺いました。

■使用サービス

クラウド型POSレジサービス「スマレジ」
https://smaregi.jp/

■取材先企業

株式会社スター(もうやんカレー 新宿東口店)
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町1-12-5
チェリービル1階
TEL:03-3209-0999
https://www.facebook.com/mouyan.shinjukuhigashiguchi/

もうやんカレー新宿東口店 店長
田中崇清さん

●「スマレジ」導入前の課題・デメリット
  • 一般的なPOSシステムは高額で導入が困難
  • 伝票が会計用の1枚しか出力されない
  • 店舗に出向かないと売上確認ができない

↓↓↓

●「スマレジ」導入後の効果・メリット
  • 10~20万円で導入。運用コストも月額1万円程度
  • 伝票を厨房用と会計用の2つに分けて出力可能
  • クラウド型なので出先から売上を確認できる

目次

低コストにもかかわらず飲食店に不可欠な機能を網羅

小麦粉を使わず、野菜と果物、スパイスだけでつくったこだわりのカレーで人気の「もうやんカレー」。そのフランチャイズの1つとして新宿歌舞伎町に店舗を構えるのが、株式会社スターの経営する「もうやんカレー 新宿東口店」です。

店舗のオープンは2016年4月。他にも複数の店舗をかけもちで運営している同店店長の田中崇清さんは、オープンに際していくつかのPOSシステムを比較・検討し、いくつかの理由からクラウド型POSシステムの「スマレジ」を選択することにしました。

クラウド型POSシステムは、システム全体や売上データがインターネット上で管理されており、運営会社によるシステムメンテナンスや機能改善が容易かつ迅速であるというのが利点。それを利用する店舗側は、パソコンやスマートフォンを使うことで、インターネットがつながるところならどこにいても売上データを確認できるのがメリットです。

そんなスマレジを、もうやんカレー 新宿東口店が選んだ理由の1つはコストでした。POSシステムの多くは初期の導入に数十万円以上もの費用がかかり、スタート時の限られた予算で到底カバーできるものではありません。その点スマレジは、基本的な初期導入費用はゼロ。サービス推奨のレシートプリンター、キッチン用プリンターなどを揃えることを考えても10~20万円程度に収めることができます。

1カ月あたりにかかるランニングコストも、飲食店向けのプランで1万円とリーズナブルなのが特徴です。田中氏は、「残念ながら、我々のときは補助金の制度がないタイミングでした」と話しますが、現在スマレジは軽減税率対策補助金の対象サービスとなっているため、レジの導入などにかかる初期費用の2分の1から3分の2を補助金でまかなうことができるのもポイントです(2019年9月30日申請分まで)。

同店がスマレジを選んだもう1つの理由は、伝票の出力機能。他のクラウド型POSシステムでは会計用の伝票1枚しか出力できないのに対して、スマレジでは厨房用と会計用の2枚に分けて出力することが可能です。「会計用の伝票だけだと注文内容の確認漏れが発生しやすくなってしまうんです。2枚に分けられることで、厨房と会計とで突き合わせることができ、そういったミスを防ぐことができます。飲食店としては絶対に不可欠な機能でした」と田中氏は力を込めます。

クラウドならではの機能と、朝早い時間からのサポートも助けに

田中氏は他にも3つの店舗の運営をかけもちしており、特に繁忙期となる休日は、店舗や仕入れ先を頻繁に行き来するなど忙しく立ち回ることが多くなります。そのため、「店舗の状況を確認するためだけに、いちいちその店舗を回らなければいけないのは不便」という思いもありました。

そういった不満も、外出先から売上の状況をパソコンやスマートフォンでチェックできるスマレジのおかげで解消されました。田中氏は、スマレジを最初に導入するときからその機能を意識していたわけではないと言いますが、「気になったらその場ですぐに売上データにアクセスして状況を確認するようになった」とのこと。ちょっとした売上チェックのために店舗に足を運ぶ必要がなくなり、時間の節約につながっていると言います。

スマレジはあらゆるタイプの飲食店で活用できるようさまざまな機能を備えているのも特徴です。今のところ同店が主に使用しているのは、注文と会計の処理、日々の売上確認、月間の時間帯別売上の分析、従業員用のタイムカードといった、ごく基本的な機能のみですが、それでも元々の機能が多いだけに、最初のうちは使い方の面で戸惑うこともありました。特に店舗をオープンしてからしばらくは、何度もスマレジのサポート窓口に電話で問い合わせたとのこと。

とはいえ、こうしたクラウドサービスとしては比較的早い朝9時から電話で相談できたのが良かった、と田中氏は打ち明けます。普段は店舗の営業開始時刻である11時より前に売上管理の作業をしており、そのなかでスマレジの不明な点を問い合わせて疑問を解決できたことが、スムーズな導入につながったと話します。

「今となっては難しいところはなく、新しい従業員への教育も1日あれば身に付く」と田中氏が語るスマレジ。「今使っている基本的な機能だけで十分便利」とも話しますが、スマレジが備えるその他の多彩な機能に可能性を感じてもいます。「飲食店を経営する自分たちに役立つ機能として他にどんなものがあるのか、知りたい」と、より安定した店舗経営に取り組むべく、スマレジの一歩進んだ活用方法を探っているところです。

■企業プロフィール

株式会社スター
2013年10月設立。飲食店の「もうやんカレー 新宿東口店」に加え、まつげエクステサロン「まつげ本舗 新宿店」、ネイルサロン「mariage」といった美容系サロンを新宿地域で展開する。

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