明治・大正・昭和のベンチャーたち

日本はいま百年に一度あるかどうかの一大変革期であり、新しいビジネスを生み出す絶好のチャンス。同じ変革期であった明治・大正・昭和の経済人たちから、無から有を為す技を学ぶ。

藤岡市助 - 我が国最初の大学ベンチャー

目次

 今回の主人公は、我が国最初の大学ベンチャーだ。安政4年3月、この 主人公は長州毛利藩の周防に生まれた。その名を藤岡市助という。東京に 最初に電灯をともした男としても知られるが、私には日本最初の大学ベンチャーである。藤岡は「日本のエジソン」とも呼ばれている。明治11年3月25日、藤岡は工部大学校の学生として、点灯実験に参加し、日本ではじめて電球をともした人物だ。この日を「電機記念日」とするのは、この事績を記念してのことだ。藤岡は数多くの発明をなしている。アーク灯や白熱電球を実用化したのも藤岡市助だ。エレベータを作ったり、電車を走らせることもやっている。エジソンとの出会いが、彼の運命を決めたというひともいる。

Copyright © WizBiz Inc.
このコンテンツの著作権は、WizBiz株式会社に帰属します。著作権の承諾なしに、無断で転用することはできません。