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〓〓〓〓〓■■■■−中小企業ネットマガジン〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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      ■■  編集&発行=e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
                    http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/index.html
                   中小企業庁/中小企業基盤整備機構

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆Vol.0322/2008.3.19◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

☆★☆★ 巻頭コラム ☆★☆★

        1社依存から脱却し不況を乗り切る

◆サブプライム問題や原油価格の高騰などが世界経済に重くのしかかっており、
日本もようやく回復軌道の乗った景気が難しい局面にさしかかっている。日本
は2回にわたるオイルショック、急激な円高、バブル経済の崩壊など危機的状
況を幾度となく経験した。これらの危機を知恵と努力で何とか乗り切ってきた
が、個々の段階では倒産に追い込まれたり、大リストラを余儀なくされたりし
た企業が多い。株式会社田中製作所(鳥取市)も第1次オイルショックでは大
きな痛手を被った。

◆当時、金属部品の加工を主体にしていたが、大手メーカー1社に生産量の7
割以上を依存していたため、受注が激減してしまったのだ。大手メーカーに泣
きついても動きがとれない状態だった。この時は何とか乗り切ったが、「中小
企業は1社への依存が大きいと、場合によっては倒産してしまう」という教訓
を得た。そして「1社への依存度は40%以下に押さえよう」と考え、リスク
を分散するため新たな顧客獲得と、そのためのツールとしての技術開発に心血
を注いだ。

◆同社は溶接とボール盤による穴開け加工からスタート、さらにプリント基板
の組み立てやプレス加工を手がけ、金型製作やコネクター生産へと拡大した。
今では金型製作、プレス加工、組み立ての3事業がうまくワークしている。景
気の良い時にはプレス加工や組み立てなど量産品の受注が大きな比率を占める
が、複数企業から受注しているため、1社の占有率は30%を下回るようにな
った。景気が悪くなれば金型の試作などが増えるため、オイルショック当時に
比べ経営バランスは大きく改善されている。金型試作品は半年後の量産受注の
先行指標ともなるため、経営計画が立てやすくなるなどのメリットも生まれた。

◆受注先の拡大を図るため、生産技術面で様々な工夫をしている。金型一つと
ってもメンテナンスしやすい型構造にするなど、随所にアイディアを盛り込ん
でいる。同社では現在、高強度アルミニウムという難加工材による部品製造を、
プレス加工で可能にする技術の開発を急いでいる。「戦略的基盤技術高度化支
援事業」に採択されたもので、実現すると高強度のアルミ部品がプレスから生
まれることになる。

◆こうした技術力が裏打ちとなって受注先が拡大しているわけだ。「田中製作
しかできない生産技術が売り物」というほどで、セットメーカーとの関係は単
なる下請けではなく、パートナーと考えている。新たな不況が来ても太刀打ち
できる体制ができあがったともいえる。不況によるリスクを回避するには得意
な分野を持つなど、1社依存を避ける工夫が必要だろう。(編集子)

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          》》》中小企業庁からのお知らせ《《《

●年度末に向けた中小企業対策について
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/080229nendomatsu_pamf.html

●原油価格高騰に関する中小企業対策について 
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/071219genyutaisaku_ichiran.html

●建築関連中小企業に対する金融上の支援について 
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/071219kenchikutaisaku_ichiran.html

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  》》》ラジオ番組「大沢悠里のにっぽん元気カンパニー」《《《   

番組内容・放送局などはここをご覧ください
http://www.smrj.go.jp/kikou/info/radio/nippon/007865.html
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☆★☆★今週のトピックス☆★☆★

1.【全国】地域資源アンテナショップの店舗名を「Rin」に決定!
……………………………………………………………………………………………
2.【全国】早く加入し、長く積み立てた方が断然お得!「小規模企業共済制
    度」の掛金納付制度のご紹介
……………………………………………………………………………………………
3.【全国】取引先の突然の倒産でも安心!「経営セーフティ共済」の迅速貸
    付制度のご紹介
……………………………………………………………………………………………
4.【全国】創業・第二創業を支援するために「こくきん創業支援センター熊
    本」を新設しました(国民生活金融公庫)
……………………………………………………………………………………………
5.【全国】地域の活性化を図るために「地域活性化室」と「地区地域活性化
    室」を新設します(国民生活金融公庫)
……………………………………………………………………………………………
6.【全国】中小企業地域資源活用促進法認定先への融資が10億円を突破!
    地域資源を活用した新商品開発等の取組みを積極的に応援(商工組合
    中央金庫)
……………………………………………………………………………………………
7.【長野】地域資源である“信州黄金シャモ”、“信州産食材”を活用した
    取組みをサポート(商工組合中央金庫)
……………………………………………………………………………………………
8.【全国】財団法人機械振興協会「第6回(平成20年度)新機械振興賞」の募
    集
……………………………………………………………………………………………
9.【全国】身体障害者向け通信・放送役務提供・開発推進助成金の公募につ
    いて
……………………………………………………………………………………………
10.【東京、名古屋、大阪】中小企業向け!!よくわかるオフィスセキュリテ
   ィ対策セミナーの開催
……………………………………………………………………………………………
11.【全国】第3回オフィスセキュリティコーディネータ資格試験の受験申込
   みを開始!
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1.地域資源アンテナショップの店舗名を「Rin」に決定!

◆中小機構は、4月下旬に東京・表参道にオープンする地域資源のアンテナシ
ョップの名称を「Rin(りん)」に決定しました。同ショップは、地域の中
小企業が有望な地域資源を活用して行う新事業を支援する「中小企業地域資源
活用プログラム」の一環として開設します。「Rin」は、日本の四季折々の
風土や礼儀、時代に育てられてきた伝統の技と知恵など、日本のプライドと勇
姿を示す「凛」の意味。シンボルマークは日本の伝統的なシンボルである家紋
と日本を象徴するアイコンである丸をイメージしており、「伝統の技とデザイ
ンの一体化による新たな次元へのつながり」を表しています。詳しくは下記の
URLをご覧下さい。
http://j-net21.smrj.go.jp/expand/shigen/news/news_080314.html
[問い合わせ先]
 中小企業基盤整備機構 地域経済振興部
 電話:03−5470−1633
……………………………………………………………………………………………
2.早く加入し、長く積み立てた方が断然お得!「小規模企業共済制度」の掛
  金納付制度のご紹介

◆中小機構が運営する国の法律(小規模企業共済法)に基づく「小規模企業共
済」は、納付する掛金の総額が同じでも、納付する期間が長ければ長いほどお
受け取りいただく共済金の額も大きくなり、また、退職所得控除額も大きくな
ります。掛金払込み途中での掛金の増額も可能ですので、最初はわずかの額で
も若い時期からコツコツと長期間に渡って納付した方が有利な仕組みとなって
おります。ぜひこの機会に小規模企業共済への加入をご検討ください!
http://www.smrj.go.jp/skyosai/customer/e-netmagazine/021843.html
[問い合わせ先]
 中小企業基盤整備機構 共済相談室
 電話:050−5541−7171
……………………………………………………………………………………………
3.取引先の突然の倒産でも安心!「経営セーフティ共済」の迅速貸付制度の
  ご紹介

◆中小機構が運営する国の法律(中小企業倒産防止共済法)に基づく「経営セ
ーフティ共済」は、取引先企業の倒産等の影響を受け、自社の経営に重大な影
響を及ぼす場合、その被害相当数(掛金総額の範囲内)を無担保・無保証人で
迅速に貸し付けを行う共済制度です。また、このような事態が発生しなくても
契約者だけの一時貸付制度があり、せっかく積み立てた掛金を解約することな
く、臨時的な資金ニーズに対応しております。万が一の事態に備え、ぜひ「経
営セーフティ共済」の貸付制度をお役立てください!
http://www.smrj.go.jp/skyosai/customer/e-netmagazine/021571.html
[問い合わせ先]
 中小企業基盤整備機構 共済相談室
 電話:050−5541−7171
……………………………………………………………………………………………
4.創業・第二創業を支援するために「こくきん創業支援センター熊本」を新
 設しました(国民生活金融公庫)

◆国民生活金融公庫は、3月17日、「こくきん創業支援センター熊本」を熊
本支店内に新設します。「こくきん創業支援センター」の設置は九州地方では
福岡地区に続き2ヵ所目となります。
 同センターの設置地区は、既存の15地区(北海道、仙台、さいたま、千葉、
東京、横浜、北陸、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡)に
熊本を加え、これで全国16地区となりました。全国16地区の「こくきん創
業支援センター」を拠点として、各地域の創業支援機関と連携しネットワーク
を構築することにより、創業・第二創業を図る方への支援を強化していきます。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.kokukin.go.jp/pfcj/pdf/topi080314.pdf
[問い合わせ先]
 国民生活金融公庫 広報室
 電話:03−3270−1389
……………………………………………………………………………………………
5.地域の活性化を図るために「地域活性化室」と「地区地域活性化室」を新設
 します(国民生活金融公庫)

◆国民生活金融公庫は、3月17日、地域活性化支援機能の強化を目的として、
本店に「地域活性化室」を、9支店(札幌・仙台・さいたま・東京・名古屋・
大阪・広島・高松・福岡)に「地区地域活性化室」を新設しました。
「地区地域活性化室」では地域や中小企業のみなさまのニーズなど地域活性化
に関する情報の収集に努め、本店「地域活性化室」では「地区地域活性化室」
を通じ収集・蓄積した地域情報を分析し、新たな地域活性化策や連携推進策の
企画などを行います。
 国民生活金融公庫では、「地域活性化室」を中心として、全国152支店の
ネットワークを生かしながら、中小企業地域資源活用プログラムや農商工連携
などの地域活性化支援に積極的に取り組んでいきます。詳しくは下記URLを
ご覧ください。
http://www.kokukin.go.jp/pfcj/pdf/topi080317b.pdf
[問い合わせ先]
 国民生活金融公庫 広報室
 電話:03−3270−1389
……………………………………………………………………………………………
6.中小企業地域資源活用促進法認定先への融資が10億円を突破!
 地域資源を活用した新商品開発等の取組みを積極的に応援(商工組合中央金庫)
 
◆商工中金は、地域資源を活用した新商品の開発や販売等の事業を支援する
「中小企業地域資源活用促進法」の趣旨に基づき、金融面のみならず各種情報
提供を通じて、お客さまの地域産業資源を活用した新事業の取組みをサポート
しています。平成19年10月に同法に基づく第1回目の認定が行われて以降、商
工中金は26件のプロジェクトに対して融資を行い、累計額が10億円を突破しま
した。
 商工中金は、地域産業資源を活かした新事業・新商品開発を行う中小企業に
対する金融面・情報面でのサポートを一層推進し、地域経済の活性化に貢献し
ていきます。詳しくは下記URLをご覧下さい。
http://www.shokochukin.go.jp/news/nl_chiiki_20080313.html
[問い合わせ先]
 商工組合中央金庫 広報部
 電話:03−3246−9366
……………………………………………………………………………………………
7.地域資源である“信州黄金シャモ”、“信州産食材”を活用した取組みを
  サポート(商工組合中央金庫)

◆商工中金(長野支店)は、農事組合法人信州地鶏協同組合(本社:長野県中
野市)に対し、3月17日、「信州黄金シャモ」と「信州産食材」を活用した
新商品開発及び販路開拓のために必要な運転資金を融資しました。 
 同組合は、「中小企業地域資源活用促進法」に基づき、関東経済産業局から
地域産業資源活用事業計画の認定を受けています。詳しくは下記URLをご覧
下さい。
http://www.shokochukin.go.jp/news/nl_nagano_20080313.html
[問い合わせ先]
 商工組合中央金庫 広報部
 電話:03−3246−9366
……………………………………………………………………………………………
8.財団法人機械振興協会「第6回(平成20年度)新機械振興賞」の募集

◆財団法人機械振興協会(会長 豊田章一郎 東京都港区芝公園3−5−8)
では、優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによって、わが国機
械工業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関及び研究開発担
当者を表彰しています。本表彰の運営においては、特にわが国中小企業分野に
おける機械工業技術の進歩・発展が促進されるよう配慮しております。
 このたび、平成20年度第6回新機械振興賞の受賞候補者を募集します。詳
しくは下記のURLをご覧ください。
http://www.tri.jspmi.or.jp/prize/
[問い合わせ先]
 財団法人機械振興協会 技術研究所 技術協力センター 技術情報室
 新機械振興賞担当 小出、千阪 
 E-mai: prize@tri.jspmi.or.jp
 電 話: 042−475−1168
……………………………………………………………………………………………
9.身体障害者向け通信・放送役務提供・開発推進助成金の公募について

◆情報通信研究機構(NICT)は、平成20年度の標記の助成対象事業者の
公募を行っています。公募期間は3月19日〜4月21日。本助成金は、身体
障害者の方々が健常者と同じように利用でき、その生活を支援する通信・放送
サービスの提供、または開発に必要な資金の一部を助成するものです。応募要
領など詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.zenshinhoren.or.jp/access.htm
●財団法人全国中小企業取引振興協会のHP【New!】
chusho-netmagazine@meti.go.jp

◎本メールマガジン記載の巻頭コラム等の記事は、出典を明らかにして頂けれ
ばご自由に引用することが可能です。詳しくは上記の編集局までお問い合せ下
さい。
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