■■     ■  ■ 〓〓〓 ■■■■  中小企業ネットマガジン 増刊号 〓〓〓〓〓〓〓〓〓     ■      ■■   編集・発行:中小企業総合事業団                  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞Vol.0010/2003.02.21∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ e-中小企業ネットマガジンの読者の皆様に「増刊号」をお届けします。日々の 経営に直結したテーマを取り上げて解説するリレーコラム。中小企業向け施策 の活用方法が手にとるようにわかる徹底活用講座。今、ホットなビジネス情報 を提供するビジネス情報プラザなどコンテンツもパワーアップ。これを機会に お知りあいにもe-中小企業ネットマガジンをご案内ください。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆☆今号の主な内容☆☆ 特集1 リレーコラム「21世紀の日本を元気にする技術革新」 ・第2回 コンセントを気にせずノートパソコンを使える 特集2 中小企業施策・徹底活用講座 第10回     ・NEDOの『産業技術実用化開発助成事業』 特集3 ビジネス情報プラザ ・東商ベンチャーフォーラム2003 ・中小企業大学校の『人材育成セミナー』 ====================================================================== ◆このメルマガの全文およびバックナンバーを以下のサイトでお読みいただけ  ます。  → http://61.206.140.75/chu/ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集1 21世紀の日本を元気にする技術革新 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ====================================================================== 前回は、燃料電池自動車について解説しました。おさらいをしますと、燃料電 池自動車が注目されているのは、環境負荷の少ないエコカーだからです。しか し、商品として燃料電池自動車を見た場合、ユーザーは「環境に優しい」とい うだけで購入するでしょうか。燃料電池自動車の課題の一つは、商品としてユ ーザーが享受するメリットを創出することです。  それに対して、ここ1年ほどで、燃料電池を採用することによって製品の付 加価値を飛躍的に高められる用途が浮上してきました。ノートパソコン、PDA、 携帯電話といった携帯電子機器です。                (藤堂 安人=前・日経メカニカル編集長) ======================================================================   第2回 コンセントを気にせずノートパソコンを使える日  電池に対する不満が大きいのがノートパソコンでしょう。1kgを切って持ち 運べるほどに本体の小型・軽量化は進んできましたが、電池の動作時間はせい ぜい数時間。ACアダプタを持参して、コンセントを探すのが日常見られる光景 です。現在ノートパソコンに使われている電池の主流はリチウムイオン電池。 電池容量アップの技術開発は盛んに行われてはいるものの、ユーザーニーズを 満たすほどに飛躍的に容量を向上させることは極めて難しいと見られています。  こうした閉塞感を払拭するのが燃料電池なのです。燃料電池の電池容量は、 理論的にはリチウムイオン電池の10倍。燃料電池の開発分野では、中小ベンチ ャー企業の活躍がめざましいのですが、実際、ドイツの燃料電池ベンチャーで あるSmart Fuel Cell社はノートパソコン向けの燃料電池を2002年に試作しまし たが、デモンストレーションで10時間駆動させて見せました。燃料電池は、携 帯機器の商品価値を高め、市場規模を拡大させるのではないかと期待されてい ます。  ここ1年ほどで携帯機器向け燃料電池の開発が急速に進んだのには理由があ ります。燃料電池は原理的に水素ガスを燃料に使いますが、これを高圧ガスタ ンクや水素吸蔵合金製容器に詰めて使っていたのではかさ張ると共に重くてと ても携帯機器には使えません。エネルギー密度の高い液体燃料を使いたいとこ ろです。しかし、メタノールなどの炭化水素系の液体燃料を使うと、いったん 「改質」と呼ばれる化学反応を起こさせて水素を発生させるプロセスが必要に なり、携帯機器向けにはやはり小型・軽量化が難しいのです。そこで登場した のが、メタノールを直接電極に供給する方式です。「ダイレクトメタノール燃 料電池」(DMFC)と呼ばれています。  DMFC自体は昔から知られている原理ですが、二つのネックがあって、実用化 は難しいと思われていました。一つは、メタノールが電解質膜を透過して一方 の電極からもう一方の電極に移ってしまい、本来の反応にあずからずに出力が 低下してしまうという問題。もう一つは、メタノールが電極で反応する過程で 一酸化炭素が発生して、触媒を劣化させてしまう問題です。  この二つはかなりの難問だと見られていましたが、各社が躍起になって改良 に取り組んだところ、解決のめどが立ってきて、試作が相次いでいるというの が最近の状況なのです。例えば、メタノールの透過の問題は電解質膜に、一酸 化炭素の問題は触媒に工夫を加えることで解決しようとしています。ここでは 技術の内容にまでは触れませんが、こうした改良には、材料や化学の最先端技 術が活用されていまして、最近注目を浴びているナノテクノロジーも一役買っ ています。  また、DMFCとは別に、メタノールを改質して水素を発生する改質器を携帯機 器に搭載できるレベルにまで小型化しようという試みも出てきました。これま で、改質器といえば、自動車や家庭用コジェネレーションシステムに見られる ように一抱えもある大きなもので、携帯機器にはとても使える代物ではありま せんでした。ところがカシオ計算機は昨年、水素を発生する改質器部分を、半 導体の製造技術を用いてシリコンウエハ上に作りこむことによって、縦25×横 17mmと携帯機器に使えるレベルまで小型化することに成功したのです。こうし た化学反応装置を小型化する試みは「マイクロリアクタ」と呼ばれており、全 世界、特に米国で研究が活発化しています。  こうしたDMFCの性能向上、マイクロリアクタの研究の活発化などにより、携 帯機器に使えるレベルのマイクロ燃料電池は、早ければ今年中、遅くても2004 年中には実用化できる見通しになってきました。  例えば、前述のドイツSmart Fuel Cell社は、日経メカニカル誌の取材に対し、 「2004年にはノートパソコンに内蔵できる燃料電池を実用化したい」と市販の 計画を明らかにしています。カシオ計算機も、「ユーザーとしては自社開発の 開発タイプにこだわってはおらず、DMFCも含めてもっとも完成度の高いマイク ロ燃料電池を採用、2004年には製品化したい」としています。このほか、東芝、 NEC、ソニー、日立製作所などの大手メーカーも一斉に開発を進めており、俄 然実用化の機運が高まってきました。コンセントを気にせずノートパソコンを 使える日は、もうそこまで来ています。  燃料電池の実用化技術の進歩は、産業や社会のありかたにも大きなインパク トを持つといわれています。自動車やノートパソコンの動力への応用にみられ るように近い将来、さまざまな移動体や携帯機器に採用されるでしょう。次の 段階では、燃料電池が商業施設や一般住宅へも動力源として使われることが予 想されます。となれば電線に制約された、現在の都市の姿も大きく変わるかも しれません。洗濯機大の発電機&燃料電池があれば砂漠の真中でも不自由なく 暮らせるようになるのです。つまり燃料電池は、エネルギーインフラという社 会基盤そのものを変えうるインパクトをもっているのです。大きな変化が生じ る所には、同時に巨大なビジネスチャンスが生まれることを意味しています。 燃料電池の技術革新からは目が離せません。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集2 中小企業施策・徹底活用講座 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 中小企業支援施策について、毎回テーマに沿って具体的な施策をピックアップ しながらやさしく解説します。ぜひご活用ください。 ---------------------------------------------------------------------- 第10回 NEDOの『産業技術実用化開発助成事業』  わが国企業の創造的な技術開発を重点的に推進するという国策に沿って、新 エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施している『産業技術実 用化開発助成事業』に対して、民間企業の積極的な応募が続いている。応募は 大手企業から中小・ベンチャー企業へと広がりをみせ、競争率は3〜5倍とい う実情にある。今後、NEDOの独立法人化とも相まって制度運営の自由度を 増し、実情に照らした利用し易い内容に変えていくことにしている。 ====================================================================== 続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol10/tokusyu2.html 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集3 ビジネス情報プラザ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◆東商ベンチャーフォーラム2003 ======================================================================  東京商工会議所は21世紀に活躍するベンチャー企業の創出と育成を狙いに、 2月3日から6日までの4日間、東京・丸の内の同会議所で『東商ベンチャー フォーラム2003』を開催した。初日の基調講演、パネルディスカッション に続いて、2日目以降は「環境・バイオ」「IT」「健康・福祉」分野のベン チャー企業15社がビジネスプランを発表し、それをもとにした事業提携など のマッチングに盛り上がりをみせた。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol10/tokusyu3a.html ====================================================================== ◆中小企業大学校の『人材育成セミナー』 ======================================================================  中小企業大学校は新たな試みとして、2月12、13の両日、中小企業大学 校直方校(福岡県直方市)において、人材育成の仕組みづくりを狙った『人材 育成セミナー/いま求められる人材と人材育成』を開催した。初参加者を中心 に中小企業40社余の経営者・管理者が受講した。セミナーでは基調講演の後、 中小企業大学校を活用して自社の人材育成を実践してきた企業の事例研究をメ インに、受講者交流会やアドバイザーとの企業相談など熱っぽい討論と交流が 行われた。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol10/tokusyu3b.html ====================================================================== 〓〓〓〓〓〓〓次回増刊号は3月7日(金)に配信予定です〓〓〓〓〓〓〓〓 ◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、利用者  ご自身が各担当窓口等に詳細を確認の上、ご利用願います。 ◎「e−中小企業ネットマガジン」は、「e−中小企業庁&ネットワーク」の  公式メールマガジンです。下記の方法により登録は簡単にできますので、未  登録の方はこの機会に是非登録をお願いします。 ●以下のアドレスをクリックしてメール返信画面を立ち上げていただき、その  まま何も記入せずに返信いただければ、自動的にあなたのアドレスが登録さ  れます。 (mailto:e-join@jasmec.go.jp) ●上記方法でうまくいかない場合は、お手数ですが以下のインターネットアド  レスにアクセスしていただき、ご自分の電子メールアドレスをご登録下さ  い。  登録した電子メールアドレスの変更・解除もこちらからお願いします。  http://mail-news.sme.ne.jp/docs/usr_reg.html ◎本メールマガジン増刊号に関するご意見・ご要望等がありましたら、増刊号  編集委員会あてにお寄せ下さい。  (mailto:e-chu-info@mail.nikkeiad.co.jp) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

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