■■     ■  ■ 〓〓〓 ■■■■  中小企業ネットマガジン 増刊号 〓〓〓〓〓〓〓〓〓     ■      ■■   編集・発行:中小企業総合事業団                  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞Vol.0009/2003.02.07∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ e-中小企業ネットマガジンの読者の皆様に「増刊号」をお届けします。日々の 経営に直結したテーマを取り上げて解説するリレーコラム。中小企業向け施策 の活用方法が手にとるようにわかる徹底活用講座。今、ホットなビジネス情報 を提供するビジネス情報プラザなどコンテンツもパワーアップ。これを機会に お知りあいにもe-中小企業ネットマガジンをご案内ください。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆☆今号の主な内容☆☆ 特集1 リレーコラム「21世紀の日本を元気にする技術革新」 ・第1回 世界をアッといわせた燃料電池自動車 特集2 中小企業施策・徹底活用講座 第9回     ・中小企業総合事業団の『課題対応技術革新促進事業』 特集3 ビジネス情報プラザ ・課題対応技術革新促進事業「成果報告会・公募説明会」 ・「平成14年度SBIR推進フォーラム・東京」 ・TMO活性化推進シンポ『行動しよう、更なる活性化に向けて』 ====================================================================== ◆このメルマガの全文およびバックナンバーを以下のサイトでお読みいただけ  ます。  → http://61.206.140.75/chu/ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集1 リレーコラム「21世紀の日本を元気にする技術革新」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ======================================================================  このところ日本の企業の元気な話があまり聞かれません。モノづくりではど こにも負けないと考えていたはずでしたが、海外からの安い輸入製品の流入や 中国などに工場が移転するなど、産業空洞化の問題なども指摘されています。 しかし、一方で21世紀において世界の市場をリードできる可能性のある画期 的な技術革新の芽が生まれています。21世紀の日本を元気にする技術革新の 波について見ていきましょう。                (藤堂 安人=前・日経メカニカル編集長) ====================================================================== ◆第1回 世界をアッといわせた燃料電池自動車  「技術革新」というテーマで3回にわたって連載します。テーマとしては、 燃料電池、ナノテクノロジー、光触媒といった、先端技術を取り上げようと思 います。先端技術と言うと中小企業の方にはちょっと縁遠いかな、と思われる かも知れませんが、先端技術を実用域に持っていくためには、いわゆるモノづ くりの領域の技術が欠かせません。  例えば、燃料電池の構成要素の一つに、セパレータ(またはバイポーラプレ ート)という部品があります。燃料電池の各セル(二つの電極と電解質からな る一単位)の間に挟んで、燃料ガスと空気(酸素)ガスを遮断する役目を持つ 重要な部品ですが、現在の試作品ではカーボンの板を一枚一枚NC工作機械で切 削することにより作っています。これでは、コストが跳ね上がってしまうため に、カーボン粒子入り樹脂の射出成形かステンレス板のプレス成形といった生 産性の高い方法で作ろうとしています。こうした成形技術については、日本の 中小加工メーカーが世界でもトップクラスの技術を持っています。燃料電池を 実用化するためには、日本の中小企業が長年培ってきた熟練技能を活かすこと が欠かせません。  さて、まずとりあげるのは、燃料電池です。「電池」という言葉から、乾電 池のような形態を思い浮かべる方がいるかも知れませんが、実際には「電池」 というより「発電システム」と言った方がピッタリするものです。「燃料」の 水素ガスを蓄える(または発生させる)反応器、空気(酸素)を供給するブロ ワー、水を供給・管理する装置(燃料電池を構成する高分子電解質膜には水が 必要)など複雑な化学反応を起こさせるシステムなのです。  燃料電池の最大の特徴は、水素ガスを供給する限り半永久的に電気が得られ ることです。原理そのものは何十年も前に発見されたもので、1960年代に米国 がジェミニ計画で燃料電池を宇宙船に搭載したのが最初の実用例でした。その 後、宇宙関係など特殊な用途以外にはなかなか普及しなかったのですが、ここ 数年でこうした状況を打破すると期待される新しい用途が二つ登場しました。 一つは自動車、もう一つは携帯電子機器です。  燃料電池を搭載した自動車のメリットは三つあります。(1)有害ガスなど を発生せず、クリーンであること、(2)燃料の持つエネルギーをどの程度無 駄なく利用するかという効率が高いこと、(3)ガソリンを使わないため石油 資源を消費しないこと−−です。このため、燃料電池自動車は次世代自動車の 本命と見られており、各社とも多くのリソースを投入して、研究開発を加速さ せています。1社ではとても研究開発費をまかなえないために、各社が研究ア ライアンスを組んでいるのも特徴です。  小型化、高効率化など多くの研究課題がありますが、燃料電池を構成する部 材のコストを下げることが最大のネックです。コストの壁は高く、本格実用化 は2010年以降だと見られていました。  しかし2002年12月、トヨタとホンダが世界で初めて燃料電池自動車のリース 販売に乗り出し、世界をアッと言わせました。いずれも水素を高圧タンクに詰 めて搭載しています。  トヨタが発売したのはSUV (スポーツ・ユーティリティ・ビィークル)「グ ルーガーV」をベースにした「FCHV」でリース価格は120万円/月。一方ホンダ が発売したのは専用プラットフォームを採用した「FCV」でリース価格は80 万円/月。官公庁や研究機関といった限定ユーザー向けで、12月2日には中 央官庁に納車され、小泉首相が参加して納車式が行われました。水素の補給は 経済産業省の中庭に設けた水素供給施設を使うそうです。「発売」というより テストマーケティングに近いものです。  ここで最大の問題は、水素の供給インフラの問題です。実は、各社はガソリ ンやメタノールなどインフラの整った燃料を搭載してこれを車上で改質して水 素を取り出すタイプの燃料電池自動車も開発しています。しかし、改質タイプ は効率、小型化、起動性など非常に多くの技術的課題を抱えていて実用化のめ どがなかなか立ちません。そこで、各社は比較的技術的課題の少ない水素直接 搭載型を実用化したいと考え始めたのです。つまり、トヨタ、ホンダが発売に 踏み切ったのは水素インフラの整備を政府と社会に訴えるため、と言えるでし ょう。  ただ、技術的に見ても、今回市販車としてまとめ上げたことは大きな一歩で す。ハイブリッドカーの延長線上の制御技術を上手に燃料電池自動車に応用し ています。今後は、本格実用化に向けて、現状の1/100という厳しいコストダウ ン要求を日本の産業界の総力を挙げて達成しなければならないでしょう。自動 車産業は、数多くの中小企業の裾野によって支えらています。市販車の投入に よって技術的なゴールが示されました。今後は、こうした先進技術を実用化に 向けて進化させるためには、中小企業のモノづくりパワーに大きな期待がかか っているのです。  次回は、燃料電池のもう一つの注目用途であるパソコンなどの携帯電子機器 を見ていくことにします。 《関連サイト》  総理官邸への燃料電池自動車納入式   http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/12/02nenryo.html  自動車技術の総合情報サイト   http://at.nikkeibp.co.jp/  モノづくり徹底支援サイト   http://dm.nikkeibp.co.jp/ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集2 中小企業施策・徹底活用講座 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 中小企業支援施策について、毎回テーマに沿って具体的な施策をピックアップ しながらやさしく解説します。ぜひご活用ください。 ---------------------------------------------------------------------- 第9回 中小企業総合事業団の『課題対応技術革新促進事業』     中小企業の技術開発を支援する「中小企業技術革新制度(SBIR)」の中 核として中小企業総合事業団が実施している『課題対応技術革新事業』の提案 件数が急増している。この事業は、革新的技術の事業化調査から開発までを委 託し、その資金を提供するというものだが、平成10年度からスタートして丸 5年を経て、新たな技術課題に挑戦する中小企業からの提案件数は累積で30 00件近くに達し、その事業化実績も目に見えて増えている状況にある。 ====================================================================== 続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol9/tokusyu2.html 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集3 ビジネス情報プラザ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◆課題対応技術革新促進事業「成果報告会・公募説明会」 ======================================================================  中小企業総合事業団は1月21日午後1時から、東京都渋谷区恵比寿の「EVE NT SPACE EBIS 303」で「課題対応技術革新促進事業」の成果報告会・公募 説明会を開催した。当日は中小企業の経営者ら約400人が参加。同事業の資 金を活用して「小型帯電防止処理装置」、「水質浄化用吸着材」などの新技術 を開発した5件の成功事例の発表と、平成15年度の公募要領の説明に耳を傾 けていた。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol9/tokusyu3a.html ====================================================================== ◆「平成14年度SBIR推進フォーラム・東京」 ======================================================================  SBIR推進協議会(事務局=日本商工会議所内)は1月28日、東京都千代田 区丸の内の東商ホールで「平成14年度SBIR(中小企業技術革新制度)推進フ ォーラム・東京」を開催した。SBIRの概要説明と、同事業に参加している総務、 文部科学、厚生労働、農林水産、環境の各省、中小企業庁の6省庁がそれぞれ 担当するSBIR特定補助金のプレンゼンテーションを行った。次いで、(株)トラ ンスジェニックの井出剛社長が事例発表。浜松ホトニクス鰍フ晝馬輝夫社長が 講演した。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol9/tokusyu3b.html ====================================================================== ◆TMO活性化推進シンポ『行動しよう、更なる活性化に向けて』 ======================================================================  経済産業省中小企業庁は、1月24日東京・築地の浜離宮朝日ホールで、T MO(まちづくり推進機関)活性化シンポジウム『行動しよう、更なる活性化 に向けて』を開催した。中心市街地活性化法が施行されてから5年目に入り、 全国各地でさまざまな活性化事業の取り組みが進展してきたことを背景に、当 日はそれら事業のモデル事例が紹介され、“時代が変わる・ニーズが変わる・ マーケットが変わる”という実態が関心を呼んだ。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol9/tokusyu3c.html ====================================================================== 〓〓〓〓〓〓〓次回増刊号は2月21日(金)に配信予定です〓〓〓〓〓〓〓 ◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、利用者  ご自身が各担当窓口等に詳細を確認の上、ご利用願います。 ◎「e−中小企業ネットマガジン」は、「e−中小企業庁&ネットワーク」の  公式メールマガジンです。下記の方法により登録は簡単にできますので、未  登録の方はこの機会に是非登録をお願いします。 ●以下のアドレスをクリックしてメール返信画面を立ち上げていただき、その  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