■■     ■  ■ 〓〓〓 ■■■■  中小企業ネットマガジン 増刊号 〓〓〓〓〓〓〓〓〓     ■      ■■   編集・発行:中小企業総合事業団                  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞Vol.0007/2003.01.10∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ e-中小企業ネットマガジンの読者の皆様に「増刊号」をお届けします。日々の 経営に直結したテーマを取り上げて解説するリレーコラム。中小企業向け施策 の活用方法が手にとるようにわかる徹底活用講座。今、ホットなビジネス情報 を提供するビジネス情報プラザなどコンテンツもパワーアップ。これを機会に お知りあいにもe-中小企業ネットマガジンをご案内ください。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆☆今号の主な内容☆☆ 特集1 リレーコラム「環境ビジネス新時代」 ・第1回 中小企業は環境マネジメントシステムの構築を急げ! 特集2 中小企業施策・徹底活用講座 第7回     ・『エネルギー使用合理化専門員派遣制度』 特集3 ビジネス情報プラザ ・中小事業者のための『容器包装リサイクル法対応講習会』 ====================================================================== ◆このメルマガの全文及び関連記事を以下のサイトでお読みいただけます。  → http://61.206.140.75/chu/ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集1 リレーコラム「環境ビジネス新時代」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ======================================================================  地球温暖化問題から有害物質による人体や生態系への影響まで、環境問題が 消費者の間でも、強く意識されるようになっています。それに伴って、“エコ フレンドリー”であるかどうかが、企業の業績にも大きな影響を与えるように なってきました。では、どうすれば企業経営に環境の視点を取り入れることが できるのか。ここで登場するのが、国際基準である「ISO14001認証」に代表さ れる、「環境マネジメントシステム」です。今回は、この環境マネジメントシ ステムの効果について、紹介しましょう。  (深尾 典男=日経エコロジー編集長) ====================================================================== ◆第1回 中小企業は環境マネジメントシステムの構築を急げ!  企業経営に環境の視点を取り入れるというと、お金のかかる、面倒くさい話 のように聞こえます。実際、環境マネジメントシステムの代表格である、国際 標準の「ISO14001」認証を取得しようとすると、認証登録までに、最短でも半 年近い期間と最低でも200万円近い費用が必要になると言われています。  「景気の悪い、このご時世に、そんなことをやっているひまも金もないよ」 との声も聞こえてきそうです。ところが、環境マネジメントシステムの導入は、 本気で取り組むと、思いのほか効果が大きいのです。しかも簡単に利益が上が る。それは、この環境マネジメントシステムの仕組みが、企業活動に伴う環境 負荷の低減に有効なだけではなく、環境経営のムダを省くうえでも大きな効果 を発揮することにあります。  いくら理念が立派でも、実利が伴わない行動は長続きしないものです。環境 問題への取り組みも同じです。環境活動のために会社をつぶしたのでは、経営 者の皆さんにとっては本末転倒もいいところでしょう。では、環境マネジメン トシステムとは、どのようなものか簡単に説明しましょう。  環境マネジメントシステムの核は、「計画(Plan)」「実施(Do)」「監査 (Check)」「経営者による見直し(Action)」という4つのプロセスを繰り返 し実行することにあります。4つのプロセスの頭文字をとって「PDCAサイクル」 と言いますが、目標を立て、このPDCAサイクルを繰り返し実行することで、組 織全体で継続的に環境改善を進めるわけです。PDCAサイクルを実行するために は、そのための体制づくりも必要になってきます。  こうした作業を、わずらわしいと思わないでください。先ほども触れました が、環境マネジメントシステムの導入は、企業活動に伴う環境負荷を下げるだ けでなく、経営面でも大きな効果をあげます。横浜市のある金属プレス会社は、 年間で280万円もの経費削減に成功しました。全社的に廃棄物排出量の削減が 進み、電力・用紙の使用量が減少したからです。こうしたムダの排除は、闇雲 にやってもあまりうまくいきません。システマティックに動いてこそ大きな成 果があがります。  もっとも、ISO14001の本当の効用は、こうした「紙・ゴミ・電気」の削減で はありません。その効果の源泉は、経営全般を視野に入れて、従来にない視点 から環境負荷を下げる、つまり徹底した合理化ができるところにあります。  たとえば、従業員数114人、静岡県沼津市の川口化成は、ブロー成形といわれ る技術で複写機のトナーボトルを製造し、供給している会社です。同社は、環 境マネジメントシステムを活用して、このトナーボトルの素材を見直し、強度 の低いポリエチレンから強度に優れるペット樹脂に変更しました。その結果、 材料使用量が半分に減り、部品価格を15%も低減させることができたのです。  また、金属プレス成形部品を生産している、従業員数約80人の鈴幸製作所は、 環境マネジメントシステムに基づいて同社の運送体制を見直しました。トラッ ク輸送に伴う二酸化炭素排出量を削減する目的で他社製品との共同配送に踏み 切ったのですが、この結果、物流費を年間で1500万円も削減することに成功し ています。会社の利益にも結びつくし、環境にとってもプラスになるという、 2兎を得たわけです。  環境マネジメントシステムの導入は、実を言うと、今後の企業の生き残り戦 略のなかで必須のテーマです。欧米で事業を展開している電機や自動車大手は、 営業戦略上、製品などへの環境対策が欠かせなくなっています。必然的に、取 引先に対しても、環境への取り組みを求めてくることになるわけです。ソニー などは、取引先の事業所のチェックまで始めようとしています。実際、1年前に は努力義務だった環境マネジメントシステムの構築を取引の必須条件にしよう というケースも出始めています。  最近では、環境マネジメントシステムの導入も、ずいぶん柔軟になってきて いるのです。たとえば、京都・環境マネジメントシステム・スタンダード(KE S)という簡易版の仕組みがあります。京都で生まれた、中小製造業を意識した 基準ですが、ISO14001に比べてずいぶん簡素化されています。また、日本金属 プレス工業会が会員企業向けに作成したマネジメントシステムは、IT(情報技 術)を書類審査などに活用して、審査時間を従来の半分以下に圧縮しています。  取引先の環境対応を急ぐ大手企業の力を借りる方法もあります。電機や自動 車・機械などの大手企業は早くから環境への取り組みを強化しており、環境マ ネジメントシステム導入に関するノウハウも蓄積されています。リコーのよう に、構築ノウハウを取引先に積極的に供与する企業も相次いでいます。先に紹 介した川口化成や鈴工製作所の事例は、取引先であるリコーとの協力で進めた ものです。  財団法人・日本規格協会によると、ISO14001の審査登録件数は昨年10月末で 1万361件に達しています。この数は、環境先進国といわれるドイツを押さえて 断トツで世界一です。企業による環境への取り組みが問われるなか、日本企業 の環境マネジメントシステムの構築とISO14001認証取得は今後も加速しそうで す。 ※『日経エコロジー』は、日経BP社が発行する、経営者・管理職層や環境部 門の関係者に向けた月刊の情報化ビジネス誌です。  ▼ホームページはこちら   http://eco.nikkeibp.co.jp/eco/index.html 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集2 中小企業施策・徹底活用講座 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 中小企業支援施策について、毎回テーマに沿って具体的な施策をピックアップ しながらやさしく解説します。ぜひご活用ください。 ---------------------------------------------------------------------- 第7回 『エネルギー使用合理化専門員派遣制度』  中小企業総合事業団は、都道府県に設置されている中小企業支援センターを 窓口に、専門員を派遣して中小企業のエネルギー使用合理化に役立つ設備の改 善・導入に関するアドバイスを行う『エネルギー使用合理化専門員派遣制度』 を実施している。中小企業のエネルギー対策がますます重要性を増す中で、新 たな課題を抱えた設備改善・更改・導入に向けて、同制度を活用する企業から のニーズは根強い。 ====================================================================== 続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol7/tokusyu2.html 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集3 ビジネス情報プラザ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◆中小事業者のための『容器包装リサイクル法対応講習会』 ======================================================================  中小企業総合事業団は、12月17日東京・秋葉原の東京都中小企業振興公 社で、環境対策に取り組む中小事業者を対象に、『容器包装リサイクル法対応 講習会』を開催した。一般廃棄物の約60%の容積を占める容器包装廃棄物は、 平成9年度から容器包装を製造、利用する一部の事業者に対して、また平成1 2年度からはすべての事業者に対して再商品化(リサイクル)することが義務 づけられた。しかし、その対応にはいまなお戸惑っている実態にあるだけに、 講習会の関心も高く、定員100人に対して140人強という盛況ぶりを見せ た。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol7/tokusyu3a.html ====================================================================== 〓〓〓〓〓〓〓次回増刊号は1月24日(金)に配信予定です〓〓〓〓〓〓〓 ◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、利用者  ご自身が各担当窓口等に詳細を確認の上、ご利用願います。 ◎「e−中小企業ネットマガジン」は、「e−中小企業庁&ネットワーク」の  公式メールマガジンです。下記の方法により登録は簡単にできますので、未  登録の方はこの機会に是非登録をお願いします。 ●以下のアドレスをクリックしてメール返信画面を立ち上げていただき、その  まま何も記入せずに返信いただければ、自動的にあなたのアドレスが登録さ  れます。 (mailto:e-join@jasmec.go.jp) ●上記方法でうまくいかない場合は、お手数ですが以下のインターネットアド  レスにアクセスしていただき、ご自分の電子メールアドレスをご登録下さ  い。  登録した電子メールアドレスの変更・解除もこちらからお願いします。  http://mail-news.sme.ne.jp/docs/usr_reg.html ◎本メールマガジン増刊号に関するご意見・ご要望等がありましたら、増刊号  編集委員会あてにお寄せ下さい。  (mailto:e-chu-info@mail.nikkeiad.co.jp) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

戻る