■■     ■  ■ 〓〓〓 ■■■■  中小企業ネットマガジン 増刊号 〓〓〓〓〓〓〓〓〓     ■      ■■   編集・発行:中小企業総合事業団                  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞Vol.0006/2002.12.27∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ e-中小企業ネットマガジンの読者の皆様に「増刊号」をお届けします。日々の 経営に直結したテーマを取り上げて解説するリレーコラム。中小企業向け施策 の活用方法が手にとるようにわかる徹底活用講座。今、ホットなビジネス情報 を提供するビジネス情報プラザなどコンテンツもパワーアップ。これを機会に お知りあいにもe-中小企業ネットマガジンをご案内ください。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  ☆☆今号の主な内容☆☆ 特集1 リレーコラム「待ったなし国際化」 特集2 中小企業施策・徹底活用講座 第6回     OVTA(オブタ)の『海外派遣援助制度』 特集3 ビジネス情報プラザ ◆地域公団ミニセミナー『会計の立場から見た商法改正』 ====================================================================== ◆このメルマガの全文及び関連記事を以下のサイトでお読みいただけます。  → http://61.206.140.75/chu/ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集1 リレーコラム「待ったなし国際化」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ======================================================================  国際化というと中堅・中小企業にとっては縁遠いこと、「海外と取り引きす るなんて背伸びしすぎ」などと考える経営者の方も多いかもしれませんが、市 場を世界に広げるチャンスは、案外身近なところに存在しているものです。得 意分野に特化し、ニッチマーケットを開拓することでビジネスをグローバル に発展させた小さな世界一企業ががんばっています。 ======================================================================   第三回 小さな世界一企業 〜「グローバルニッチ」をめざそう〜  日韓共同開催のサッカーワールドカップに日本中が熱狂した2002年。こ のワールドサッカーの公式試合で日本の町工場が製造した審判用ホイッスルが 採用されていることを知っていますか。そのホイッスルを製造する「野田鶴声 (かくせい)社」は、東京・葛飾区の亀有の商店街、うっかりすると見過ごし てしまうような一角に小さな看板を掲げています。社長の野田昌弘(のだ・か ずひろ)さんは、笛作り34年、もともとはハーモニカの製造・輸出販売を手 がけていましたが、68年よりホイッスルの製造を始め、素晴らしいを音色と 高い品質で米国やヨーロッパ各国、パリ警視庁、フランス国鉄、NATO軍におい ても次々と採用されたといいます。もともとこのホイッスルの市場は、大英帝 国の時代から、英国のメーカーがほぼ独占していましたが、野田さんのホイッ スルは品質でこれを上回り、世界45ヶ国、通算では1500万個以上を輸出 するまでになりました。  「91年にはその英国のトップメーカーが、うちのホイッスルのような高い 音色をどうしても出せないので、商品供給してほしいと申し出がありました。 その時は痛快だったね」と得意顔の野田さん。こうした実績が認められて、サ ッカー用ホイッスルでも82年のスペイン大会から公式採用されるようになっ たわけです。  たったひとつの部品だけれど、それを作れる会社は数えるほどしかない。大 企業であってもそこに頼んで供給してもらうしかない、そうした世界に通用す る中小企業が日本には、数多く存在します。「世界一企業」というと画期的な 新技術を他に先駆けて開発し、市場を席捲するというサクセスストーリーを想 像しがちですが、日本の世界一企業の顔ぶれを見ていくとそうしたケースはむ しろ少ないことがわかります。  例えば半導体切断装置の世界的なメーカーのディスコ(東京都大田区)が、 もともと砥石メーカーだったというのは有名な話です。砥石で培った技術を硬 い素材を高精度で切断する道具に進化させ、シリコンウェハーの切断装置の開 発へと進化させました。新潟県の燕市も伝統的な地場産業の技術を生かし、戦 後は、ステンレス加工を軸にした食器づくりで発展しましたが、近年は、加工 が難しいといわれていたチタンの加工技術を確立し、ゴルフクラブやカメラボ ディなどの生産で世界のトップを走ります。このようにモノづくりの世界では、 伝統の技を磨き、その時代の成長産業の中で得意技術を生かして世界的に評価 される製品・技術を生み出しているという事例が数多く見られます。  自社の強みを最大限に生かし、得意分野に特化して世界市場でNo.1をめざす 「グローバルニッチ」の戦略をとることが、国際化時代を迎えた日本の中小企 業にとって大変重要になっています。IT・インターネットの普及もグローバル ニッチ戦略を後押しする追い風になるでしょう。例えば、インターネットを活 用すれば、市場にチョットずつ存在する「こだわり商品(ニッチ商品)」の需 要に応える可能性が生まれます。多様なニーズにキメ細かく対応することは、 本来、中小企業だからこそできること。インターネットを武器にこうした小口 需要への対応を国境を越えて水平的に展開すれば「グローバルニッチ」への道 が開かれるでしょう。  ただしグローバルニッチをめざすことは、一方でこれまでの経営の考え方を 大転換させることが求められます。例えば「安ければ売れる」という安直な考 えは通用しなくなりむしろ弊害になるといっても良いくらいです。もちろん価 格競争力を持つことは重要ですが、「安さ」に頼る思考方法を捨て去らなくて は、結局、世界の工場・中国との競争には勝てません。必要なことは自社が最 も得意とする分野で顧客のニーズをしっかりとつかみ、そのマーケットで顧客 の圧倒的な支持を得られるかどうかにかかっています。  インターネットの時代におけるニッチ化(すみわけ化)は、その地域なり地方 に応じた、ローカルな「ニッチ・スタンダード」ともいうべきものの存在を許 容します。これによって、地方・地域特有の文化・産業の芽を育てる可能性が 生まれているのと同時に、地域から世界への情報発信によって「グローバルニ ッチ」に大化けするチャンスも生まれているのです。  国際化の波は多くの中小企業にとって初めて経験する大きな変化です。その 意味で「黒船の到来」にも例えられるわけですが、その対応策というのは、意 外とシンプルで「顧客のニーズをつかみ自分の強みとは何なのか」を真摯に見 つめることから始まるのかも知れません。 (Small Biz 編集部) 野田鶴声社   http://members.aol.com/nodawhstl/ ディスコ    http://www.disco.co.jp/jp/ 燕市の産業   http://www.tsubame-cci.or.jp/kanko/ *Small Biz( http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/ )は日経BP社が運営する中 小企業向けIT支援サイトです 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集2 中小企業施策・徹底活用講座 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 中小企業支援施策について、毎回テーマに沿って具体的な施策をピックアップ しながらやさしく解説します。ぜひご活用ください。 ---------------------------------------------------------------------- 第6回 OVTA(オブタ)の『海外派遣援助制度』  財団法人海外職業訓練協会(OVTA)の『海外派遣援助制度』が着実な実 績を上げている。制度を創設してから約14年で1200人を超える海外派遣 訓練者を育て、派遣対象国も広がりを見せている。さらに、15年目を控えて、 運用規程を一部変更して、利用企業の便宜を図り、今後はとくに、中小企業の 利用拡大を重視することにしている。 ====================================================================== 続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol6/tokusyu2.html 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★特集3 ビジネス情報プラザ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◆地域公団ミニセミナー『会計の立場から見た商法改正』 ======================================================================  地域振興整備公団は、12月12日、企業立地に関する最新情報のお知らせ とあわせた『会計の立場から見た商法改正』をテーマに<企業立地ミニセミナー> を開いた。講師は嶋和重・拓殖大学商学部教授。その中で、最近の商法改正が 「米国型の企業経営スタイルを取り入れてきている」ことによって、大企業は もちろん中小企業も「グローバル化の波に取り込まれる形」になり、今後は「 財務内容の公開や新たな会計基準の確立が必要」などの課題が浮き彫りにされ た。 ======================================================================  続きを読む→ http://61.206.140.75/chu/vol6/tokusyu3a.html ====================================================================== 〓〓〓〓〓〓〓次回増刊号は1月10日(金)に配信予定です〓〓〓〓〓〓〓 ◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、利用者  ご自身が各担当窓口等に詳細を確認の上、ご利用願います。 ◎「e−中小企業ネットマガジン」は、「e−中小企業庁&ネットワーク」の  公式メールマガジンです。下記の方法により登録は簡単にできますので、未  登録の方はこの機会に是非登録をお願いします。 ●以下のアドレスをクリックしてメール返信画面を立ち上げていただき、その  まま何も記入せずに返信いただければ、自動的にあなたのアドレスが登録さ  れます。 (mailto:e-join@jasmec.go.jp) ●上記方法でうまくいかない場合は、お手数ですが以下のインターネットアド  レスにアクセスしていただき、ご自分の電子メールアドレスをご登録下さ  い。  登録した電子メールアドレスの変更・解除もこちらからお願いします。  http://mail-news.sme.ne.jp/docs/usr_reg.html ◎本メールマガジン増刊号に関するご意見・ご要望等がありましたら、増刊号  編集委員会あてにお寄せ下さい。  (mailto:e-chu-info@mail.nikkeiad.co.jp) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

戻る