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自然から学ぶアイデアの源泉 ネイチャーテック


スプリングボック

Photo by Thomas Schoch

暑くてもスポーツ万能なスプリングボック

ヒントとなる自然:動物(スプリングボック)

<写真>スプリングボック
Creative Commons

何がすごいの?

南アフリカの草原に、スプリングボックというシカに似た動物が暮らしています。草食動物なので、ライオンなどの肉食動物から逃げるために速く走らなければなりません。クーラーや扇風機がないアフリカの草原で、なぜ彼らは早く走っても疲れないのでしょうか?秘密はその毛皮にありました。

スプリングボックの体を覆っている毛は4mmと体に対して非常に短く、この毛はとても熱が伝わりやすいという性質をもっているので、彼らは体から熱をどんどん空気中に出すことができるのです。

さらに空気の温度が体温より高いと、スプリングボックは白いお尻を太陽に向けます。そうすることで太陽の光を反射し、熱を吸収しないようにします。このようにして、スプリングボックは暑いアフリカで、激しい運動後に体内の熱を発散しているのです。

どうやって役立てるの?

スプリングボックの毛と同じくらい熱が伝わりやすい素材を使うと、簡単に熱を空気中に逃がすことができます。このような材料で作られた服を着ていれば、夏の暑い日も体から熱が空気中に逃げやすいので、他の服よりも暑く感じないでしょう。

スポーツウェアなら運動した後でもすぐ涼しくなりそうです。建物の壁に利用すると、クーラーがなくても室内の熱い空気が外に出て行き、部屋の温度を下げることができます。

どんな研究をしているの?

スプリングボックの毛が熱を体から放散するときの力は、かなり高いという記録がとられました。スプリングボックが早く走ると、この力はさらに大きくなり、たくさんの熱が体から逃げていきます。また、スプリングボックのお尻の色は、反射率が72%(100%が一番白い)という白さでした。

どんな技術開発ができる?

熱をよく伝えるものに金属があります。金属は硬いので、曲げたり切ったりするのに力や時間が必要です。

スプリングボックの毛皮と同じような素材を人工的に作る技術があれば、柔らかい材質で、かつ熱が伝わりやすい素材をつくることができます。そのような素材なら、金属よりも簡単に使いたい形や大きさに変えることができます。そのため、今までかかっていた時間や作業、コストを減らすことができます。

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掲載日:2011年2月28日

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