本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 製品・技術を開発する > ものづくりの原点

ものづくりの原点


第80回

生産技術力を強みとした「No.1ものづくりITベンダー」へ[ISIDテクノソリューションズ]

田山紀雄社長

田山紀雄社長

ウェブサイトへ

国際競争力を高めるソリューションの開発

中国や東南アジア諸国の生産技術力の向上による国際競争の激化から、国内の金型産業をはじめとした基盤技術の弱体化が懸念されている。そうしたなか、ISIDテクノソリューションズ(東京都港区、田山紀雄社長、03-6713-5500)は、製品開発・製造プロセスのIT化サポートによりモノづくり産業の競争力強化を支援している。

同社はCAD/CAM/CAE/PDMの販売、関連サポート、エンジニアリングサービスが主な業務。生産技術分野を強みにしており「モノづくりIT技術」を軸に、開発、生産技術両面で実践的なソリューションを提供する。

品質・コスト・納期の改善を目指すエンジニアリングプロセス

金型設計業務を効率化する「生産要件チェッカー」など、あらゆるIT化ソリューションを通して競争力向上を目指すものづくりの抜本的な改革を支援する

金型設計業務を効率化する「生産要件チェッカー」など、あらゆるIT化ソリューションを通して競争力向上を目指すものづくりの抜本的な改革を支援する

アジア諸国などとの低価格競争に巻き込まれないためには、他国が真似のできない高付加価値製品の開発、生産が必要だ。そしてITを活用して生産技術部門と設計部門の効率的な連携を図ることが品質、コスト、納期面での競争力アップに重要だといわれる。

そういう意味で同社は、例えば製品モデルの形状から金型製作に必要な要件を事前にチェックすることで手戻り、コスト削減を実現するツール「生産要件チェッカー」などの新製品を開発、日本のものづくり競争力の向上を支援する。

また同社は、中小・零細企業が主体の日本の金型メーカーが単独で取り組めない技術課題に対して、経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業」を活用、連携体を構成して研究開発に取り組んでいる。07年度事業に採択された研究開発は「高速ミリングに対応した統合制御システムの開発」だ。

高精度金型の製造期間の半減へ

同社が管理法人となり、金型メーカー、CADソフトベンダーなどと連携して開発を進めている。これは高硬度難削材を使った携帯情報端末用金型などの加工において、マシニングセンターによる切削加工の適用率を高めるため、ソフトウェアにより最適制御を行うもの。これによって高精度金型の製造期間を半減化できるという。

現状の金型加工は放電加工から、製造期間短縮・コスト低減が図れる切削加工へシフトする傾向にある。だが高硬度材料は、加工ノウハウをもつ金型メーカーが少なく、切削加工の適用率が低い。

またトライするにも高硬度材料用の高価格工具を破損してしまう可能性があるため、現物加工による試行錯誤はしづらいのが現状だ。

このためプロジェクトでは、工具の摩耗状況、切削状況などをモニタリングし、加工条件などのノウハウを反映、最適化した数値制御(NC)データを作成する。

システムは加工精度予測など機能拡張やセキュリティー機能付加などを検討し、プロジェクト終了後の2010年夏をめどに製品化する計画だ。


掲載日:2008年4月24日

前の記事次の記事

IT加工東京都生産改善製造業金型


このページの先頭へ