本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 製品・技術を開発する  > 元気なモノ作り中小企業300社

元気なモノ作り中小企業300社


有限会社八田工作所

印刷用PDF
2009年度・キラリ

本コンテンツは、経済産業省発行の冊子に基づくため、内容は掲載当時のものであり、現在とは異なる場合もあります。また、修正等には対応できませんことご了承ください。


代表取締役社長
八田 康博

特殊低温肉盛溶接技術で水力発電設備のリニューアル化に応える卓越職人企業

  • 佐賀県佐賀市日の出一丁目14番52号
  • 1980年(昭和55年)設立
  • TEL 0952-30-4002
  •  
  • http://www.yatsukou.com/
水力発電用の水車ランナ、ガイドベーン及び軸受けメタルの設計・施工、修理・修繕の専業メーカー。確かな職人技術で電力エネルギーを支える。

不可能を可能にする溶接技術

水車ランナを初めとする水力発電部品は、激しい腐食、磨耗環境にさらされるため、多くはマルテンサイト系ステンレス鋳鋼性であるが、一定年数期間運転すると、腐食磨耗によって損傷し、使用に耐えられなくなる(図1)。同社は、溶接技術で現代の名工に選出された現会長の技術と知恵を受け継ぎ、更に発展させることで、一般的には不可能とされている水車ランナの修理・修繕※1を行い(図2)、わが国の電力エネルギーの安定供給に貢献している。
※1:マルテンサイト系ステンレス鋼は溶接時の急熱・急冷による硬化によって、簡単に割れが発生し、溶接を行うことが非常に困難な材料である。割れ発生を防止するには、予熱が不可欠であるが、水車ランナのような大型複雑形状部品では、予熱による歪、変形、残留応力の発生が著しく、予熱を行うことも困難である。一般的には、マルテンサイト系ステンレス鋼製の大型複雑形状部品の溶接は実施しないことが常識となっている。

軸受けのオイレス化によるメンテナンスフリー技術

水力発電設備に使用される回転体軸受け構造では、潤滑油を供給して摩擦、磨耗を低減する必要があるが、定期的な潤滑油供給は発電設備の運転効率向上の課題であった。当該企業は九州で初めて、この水力発電用軸受けにオイレス構造を取り入れ、発電効率の向上に大きく寄与してきた。軸受けのオイレス化によって、発電設備のメンテナンスフリー化を行うとともに、精度の高い加工及び施工技術によって、焼き付き損傷等の事故発生が皆無な安定的発電操業に貢献している。

このページの先頭へ