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HOME > 製品・技術を開発する  > 元気なモノ作り中小企業300社

元気なモノ作り中小企業300社


株式会社ウェッジ

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2006年度

本コンテンツは、経済産業省発行の冊子に基づくため、内容は掲載当時のものであり、現在とは異なる場合もあります。また、修正等には対応できませんことご了承ください。


代表取締役
吉田 直樹

デジカメの画質を最大限に引き出すプリンター技術開発

  • 東京都豊島区南大塚3-30-3
  • 1999年(平成11年)設立
  • Tel 03-5911-8221号
  • http://www.wedg.co.jp/
熱転写昇華型デジタルフォトプリンター開発のベンチャー企業。世界初の技術開発に挑み、大手メーカーから開発収入とロイヤルティー収入を得るとともに、自社製品として販売。

世界最速、全面額なし

ウェッジは熱転写昇華型デジタルフォトプリンター開発のベンチャー企業。設立以来、世界でも初めてとなる技術開発に挑み、大手メーカーから開発収入と、製品販売数量に応じたロイヤルティー収入を得るとともに、自社製品として販売している。
  同社の技術は、高い評価を受けている「全面縁なし印刷」のほか、印刷速度と画像表現に優れているのが特徴だ。全面縁なし印刷は、クランプレスドラム方式と呼ぶ印刷技術を開発したことで実現した。従来のプリンターは、印刷する紙を端で押さえているため、端の部分は印刷できず「のりしろ」として残る。これに対して新方式は、プリンター内を回転するドラムに紙を巻き付け、くるくると回転することで印刷するため、「のりしろ」ができない。
  一方、速さについては、2001年に開発した業務用の昇華型デジタルフォトプリンターが印刷速度で当時の世界最速を達成、L版サイズの印刷なら14秒と従来品の半分程度に短縮した。また2003年には、印刷速度がL版サイズで1枚40秒、2005年にはL版サイズで1枚30秒の家庭用フォトプリンターを開発。現在、大手家電メーカーの製品として市販されている。

1670万色を印刷、銀塩写真が家庭に

画質については、熱転写昇華型の印刷技術に特化し、優れた画像表現を生みだした。同社が熱転写昇華型を選んだのは、インクジェット方式では使用環境やプリンターの利用頻度などの条件次第でインクが目詰まりしやすいからだ。これに対して熱転写昇華型プリンターは、サーマルヘッドに組み込まれた発熱素子(ヒーター)の熱制御を正確に行えるかどうかが重要になる。同社はメカニカル設計とハード、ソフトの技術を使い、発熱素子を高速かつ正確に制御する技術を開発した。
  この技術は100-700度の範囲の温度を無段階で、1000分の1秒の速さで制御する。「1670万色を瞬時にして印刷できる」と吉田直樹社長は胸を張る。

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