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ものづくりの森


技術の森

短納期に対応する生産方式の改善

サーモテックは、カワタと同社子会社のレイケン(東京都中央区)の共同出資会社。金型温度調節機やチラー(金型冷却機)の設計と製造を手がけ、2012年5月に大阪市内で工場を移転拡張した。

設計図面と完成製品のズレを解消

以前から、設計図面と生産した製品とのズレが出荷後にわかるという問題があった。現場の作業者は図面の間違いに気付いても自身の判断で製品仕様に合わせ、部品をピッキングし生産していたためだ。
 新工場では対策として自動倉庫を導入し、図面に沿った部品が取り出せる形にした。そろえた部品で作業ができないと図面の間違いがすぐにわかる。次第に図面と製品のズレが解消され、現場から設計部署への図面修正依頼件数は減少した。
 また短納期に対応するため、1人が1台を担当するセル生産から1台を2人以上で作業する生産方式に変えた。「誰でも同じ品質で作業できる」(中村博史社長)のが理想だが、担当者により作業時間にバラつきがあり工程内に待ち時間が生じる。
 そこで作業分担も工夫し、組立時間は改善前の半分以下に短縮。2人での作業で「相乗効果や競争意識も働く」(前隆章取締役製造部長)という。

1人・1台のセル生産ではなく、1台・2人以上の生産方式に改善したことで短納期に対応

1人・1台のセル生産ではなく、1台・2人以上の生産方式に改善したことで短納期に対応

改善活動の中心は4カ月前に若手社員13人で立ち上げたチームだ。新入社員も参画し研修に活用している。
 現在は標準品の数が多い金型温度調節機をメーンに一部機種の組立工程で取り組む。工程をビデオに撮影して改善点を洗い出し、作業に反映する。改善後の作業を見学したがほぼ目標通りの時間だった。今後は金型温調機の検査など後工程やチラーの作業にも範囲を広げる考えだ。
 さらに構成部品をグループ分けし、使用頻度の高い部品は別の棚に保管し、自動倉庫と併用するなどピッキング方法の工夫も重ねる。また、通常の図面に加え作業用の図面を製造担当者がつくる試みも始めた。

データ

会社名 株式会社サーモテック
所在地 大阪市西成区南津守5-2-10
電話 06-6659-1147

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