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デジ・ステーション


5分でわかる最新キーワード解説
RSSってなんだ?!

日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化しています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。今回のテーマは「RSS(アールエスエス)」。情報収集が格段に早くなるビジネスマン最強の武器をあなたはもう使いこなしていますか?

RSSとは

ニュースサイトやブログを中心にRSSに対応したサイトが急増中だ。なぜ今、RSSが注目されているのかといえば、RSS対応ブラウザやRSSリーダーと呼ばれている専用ソフトを使うことで、RSS対応サイトから簡単に最新ニュースの見出しや記事リンク、番組情報、新製品情報、ブログの更新情報などを速やかに集めることができるからである。
 このRSSとは、ニュースサイトやブログなどの最新記事の概要を表現しているフォーマットのことで、基本情報をchannelと呼ばれる要素に記述し、さらにchannel要素の中にはtitle、link、description、itemsなどの要素を含めることで実現している。

【RSSの変遷】

RSSは一体何の略なのかを説明するにはRSSの歴史を振り返る必要がある。元々、RSSはネットスケープ・コミュニケーションズ社が策定したXMLを利用してメタデータを記述する仕組み「RDF(Resource Description Framework)」をベースに誕生した。この時点では、RSSは「RDF Site Summary」の略で、バージョンはRSS 0.9だった。
 その後、RSS 0.9よりも多くの情報を配信できるRDFを使わない「RSS 0.91」が登場し、その時点でRSSは「Rich Site Summary」と呼ばれるようになった。しかし、その後RSSの中核語彙および拡張性を保証するために「RSS 1.0」が登場し再びRDFが採用された。日本国内ではこのRSS 1.0が普及していることからRSSは「RDF Site Summary」であると再認識されるようになった。
 ただし、RSSの規格化の動きはこれだけではない。RSS 1.0ではなく、RSS 0.91からRSS 0.94までを1つにまとめたRSS 2.0という拡張規格を策定した別グループも登場した。このRSSは「Really Simple Syndication」と呼ばれている。つまり、厳密にいえば、以下のようにRSSのバージョンによってその略も中身も微妙に異なっているのだ。

RSS 0.9 RDF Site Summary
RSS 0.91 Rich Site Summary
RSS 1.0 RDF Site Summary
RSS 2.0 Really Simple Syndication

RSSを使いこなそう!

このように、複雑な発展経路をたどっているRSSだが、ユーザーはそれほど心配することはない。RSSを活用するときに使うツール(RSS自動生成ツールやRSSリーダー)側で、こうしたバージョンの違いを吸収してくれているからだ。
 それでは以下に、RSSを使って自社サイトの更新情報を1人でも多くの人に知ってもらうための方法と、RSS対応サイトから更新情報を自動収集するための方法を紹介しよう。

【自分のサイトをRSS対応にしたい】

RSS関連ツールの説明に入る前に、RSSは一体どんな形をしているのか、実際にその姿を確認してみよう。RSS対応のニュースサイトまたはブログには「RSS」ボタンが配置されているので、これを探してクリックしてみる。すると、例えば、以下のようなHTMLに似たファイルが表示されるはずだ。

<rdf:RDF ・・・省略・・・>
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
 <channel rdf:about="http://blog.ne.jp/abcd/index.rdf">
 <title>RSSってなんだ!?</title>
 <link>http://blog.ne.jp/abcd</link>
 <description>5分でわかる最新キーワード解説</description>
 <items>
  <rdf:Seq /> ・・・省略・・・
 </items>
 </channel>
</rdf:RDF>

これがRSSの正体で「RSSフィード」(つまり、RSSを提供するサービス)と呼ばれているものだ。RSSフィードにはWebサイトのタイトルやニュースの見出しなどが要約されていて、後述する「RSSリーダー」を使って、ここからサイトの更新情報などをピックアップする仕組みになっている。HTMLに慣れていないユーザーがRSSフィードを見るとちょっと頭を抱えてしまうかも知れないが、心配無用だ。実はRSSフィードを理解していなくても、RSSを活用できるようになっている。
 例えば、現在利用できる大半のブログは、ブログを作成すると自動的にこのRSSフィードも自動生成され、ブログ上にRSSボタンまで配置してくれる。わざわざ自分でRSSフィードを記述する必要がないのだ(図1参照)。

図1 gooブログのRSSボタン

資料提供:NTTレゾナント

また、ブログではない従来のホームページを作成している場合には、RSS自動生成ツールを利用することができる。すでに数多くのツールが提供されていて、例えばフリーウエアでは「RSS Writer」、「RSSエディタ Headline-Editor Lite版」などがある。また、変わったところでは、RSS非対応のWebページからRSSフィードを自動作成する「なんでもRSS」や「MyRSS」なども利用可能だ。詳しくはベクターなどのサイトから「RSS」で検索してみてほしい。

【RSS対応サイトから最新情報を収集したい】

RSS対応サイトから情報を取得するにはRSS対応ブラウザやRSSリーダーを使う。代表的なRSS対応ブラウザには「Firefox」があり、IEのお気に入りのようにライブブックマーク機能を使うことで、RSS対応サイトが配信するニュースや見出しをブックマークツールバーやブックマークメニューの中で見ることができる。また、マイクロソフトも次期IE7でRSSサポート機能を組み込むことを明らかにしている。ただし、IE7のベーター版では「webフィード」という名称を使っている。
 一方、RSSリーダーに関してはすでに沢山のツールが出回っていて、例えば、RSSの総合情報サイト「RSSナビ」にはおすすめRSSリーダー一覧が掲載されている。

RSSの利用イメージ

今後、RSSがどこまで普及するかは、やはりRSSリーダーの利便性が鍵を握っている。そこで、ここではNTTレゾナントの「goo RSSリーダー」を例に、その利用イメージを紹介しよう。同社では、アプリ版の「goo RSSリーダー」のほか、ブラウザから専用ページにアクセスして利用できるウェブ版、NTTドコモの携帯電話で利用できるケータイ版の3つを無料提供中だ。ウェブ版の「goo RSSリーダー」はインターネットに接続されたパソコンからブラウザを通じて登録情報に基づく記事をどこからでも閲覧可能で、登録したブログの更新情報をチェックしたり、設定したキーワードに関連するブログ記事だけを簡単に収集したりすることができる。また、ケータイ版の「goo RSSリーダー」はウェブ版と記事共有しながら、いつでも、どこからでも気になる最新情報をチェック可能だ。アプリ版はさらに高機能化が進んでいて、gooブログへ直接投稿できる機能も搭載され、さらにウェブ版とケータイ版との記事共有もいずれ可能になるという(図2参照)。
 このように、より多くユーザーが最新情報を手軽に入手できるRSSリーダーが普及すれば、FMC(fixed mobile convergence:固定通信と移動体通信を融合することで、両者を同一サービスのように利用可能にすること)の実現に大きく近づくことになり、RSSを使った新たなビジネス展開も期待されている。

図2 RSSの利用シーンの一例

資料提供:NTTレゾナント

取材協力 :NTTレゾナント株式会社

掲載日:2009年3月11日

キーマンズネット

出典元:株式会社リクルート キーマンズネット 2006年3月15日掲載分

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