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HOME > 製品・技術を開発する > 2030年に向けたビジネスの種

2030年に向けたビジネスの種 −未来の市場にはチャンスがある


ライフスタイル編

普通の家庭に、料理の鉄人がたくさんいます。

小麦粉の価格が倍になっていく過程で、パンにはじまり、パスタ、餃子、ラーメン、たこ焼き、天ぷら、ケーキ、うどん、などなど、多くの食品の原材料が米粉に変わっていきました。その代替品開発能力の高さに、世界の料理人が感心しました。

レシピではなく、料理の技術を解説した調理本。

小麦に限らず、輸入コスト高で日本に入る食材が限られていくなかで、1つの素材を多彩に調理する技も普及しました。ちぎる、削る、踏む、丸める、たたきつける、包む。

料理教室もレシピに従って材料を集め調理するなどの手順説明ではなく、そこにある素材でどんな技を使ってつくるかに力点が置かれた「料理技教室」が主流になっています。限られた食材のおかげで、人々は料理の腕を上げています。

また、少ない食材で豊かな料理をつくっていた時代の各国宮廷料理や「庶民の食卓について書かれた古い文献」が、再出版されベストセラーとなっています。

(出典:石田秀輝、古川柳蔵、電通 グランドデザイン・ラボラトリー、「キミが大人になる頃に。―環境も人も豊かにする暮らしのかたち」、日刊工業新聞社、2010)

解説バックキャスティング

つまらなそうなものが生き生きしてくる

食材に環境制約がかかると何が起こるのでしょうか。食べられる料理や入手する食材の種類が減少するということでしょう。その時、あなたはどのような行動をとりますか。

それを考えることがバックキャスティングです。例えば、以下のようなアイディアが浮かぶに違いありません。

  • 質素に安い料理だけで我慢する
  • 時々高級食材で大好きな料理を食べて、通常は限られた食材の料理を食べる
  • 限られた食材で料理を自分で作る
  • 自分で料理するために、あるいは調理方法を考えるために、料理方法を学ぶ
  • 料理が上手な人と結婚する

どれを選択するのも個人の自由ですが、できれば楽しい暮らしになる方を選びたいはずです。
 だとしたら、ライフスタイル・デザインをするときに、上記の5つのシンプルなライフスタイルだけで終わるのはもったいないです。

4つ目に「料理方法を学ぶ」とありますが、現在の食事の料理方法を学ぶだけでなく、江戸時代、いや、それ以前の料理の方法を学ぶとさらに楽しめるでしょう。
 日本だけでなく、海外の料理を学ぶこともできるでしょう。宇宙食をつくるのも面白いかもしれません。ものによっては、食材を自分で育てて、好きな人へ料理を作ってあげることもできるに違いありません。
 料理は食べることが唯一の目的ではありません。お客さんをもてなす道具としても使えます。彩りを目で楽しむことにも使えます。

ライフスタイルは、このように、よりいっそう具体的に検討していくプロセスで、一見つまらなそうなものが生き生きしてくるものなのです。

掲載日:2012年11月 7日


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